File No. 2250   ▲Page top
pockmark
[pɑkma:(r)k/pɔk-]

あばた(で覆う、いっぱいにする)

  • He had smallpox in childhood, which left his face covered with pockmarks.
  • The planet surface is pockmarked by an enormous asteroid impact.

「あなたは月のように美しい人ですね」と言われて「あら、まあ、そうかしら…」と喜ぶ人はロマンチックですが、「失礼ねえ!私の顔ってでこぼこってこと?」と言う人は科学的な人かもしれません。ということで、くぼみのようになった傷跡のことを言います。よくニキビなどをつぶすとその跡があばたになると言われ、やはり、あれこれいらわず、そっとしておくのがいいようです。また、あばたのようなへこんだ傷でいっぱいにしてしまうという動詞としても使われます。ともあれ、地球から見る月の美しさも格別、外見、それも表面的なものに捉われず、内面から光れる人間になることも大切かも。


 File No. 2249   ▲Page top
hindsight
[hndst]

あと知恵、後で知る能力

  • It's good to have hindsight but better to have foresight.
  • What they say is not only hindsight but hindsight bias.

「この結婚はやめといたほうがいいでしょう」「え、なんで?」「だって、見えるんです」など、物事が起こる前にその内容を知るのが「予知能力」なら、それに対して、「つまり、ダンナさんは賭け事が好きで、奥さんは浪費家、その結果、破綻してしまったわけです」など、起こった後にその原因や全容について理解する能力を言います。まあ、予知はさておき、後知なら誰でもできそうで、「だから言わんこっちゃない」「こうなるのは見えてたよ」など、そのときは何も見えていなかったにもかかわらず、さもあり気に評論する人は多いもので、こういう考え方や態度を hindsight bias と言うようです。


 File No. 2248   ▲Page top
hoot
[hu:t]

フクロウが鳴く(音)、ブーブーやじる(声)、汽笛が鳴る(音)

  • Most of the audience didn't care a hoot about what he talked in the show.
  • In the forest, owls were hooting, and wolves were howling.

森のなかで「ホー…」と言えば「ホーホケキョ」もありますが、こちらはフクロウの鳴き声。田舎の夜、深々と更けた時間によくふとんのなかで聞いたものです。また、遠くから「ボーッ」という夜の汽車の汽笛の音も懐かしいものがあります。どちらかというと静かな感じのする音ですが、それだけでなく、大きな声を出して文句やヤジ、ブーイングをするという意味でも使われ、これはかなりうるさそうです。また、熟語で、do not care (give) a hoot というと「全く気にしない」といった意味になります。その他俗語で、「変てこな」という意味もあります。語源は中世英語の houten 、擬音。


 File No. 2247   ▲Page top
gangling
æŋɡlɪŋ]

ひょろ長い

  • He was a gangling young man when we met him first.
  • She found something gangling on the table and asked what it was.

一見、威圧感があるのが長身で横幅もあるガッシリタイプ。明らかにケンカしたら体力で負けそうです。かと思えば、横幅はあるが身長はそこそこというミニ・マッチョタイプ、高さがそれほどないので目線も同じくらいでちょっと落ち着きます。また、背も低いほうだが痩せ型というのはなんだか保護してあげたいような気持ちにさせます。そして、最後のタイプがこれ、身長は高いがひょろっとしているタイプ。ということで、あまりカッコよくないノッポというわけで、脚なども細くて長い様子を言います。ま、親しみが持てますね。語源は古英語の gangan から来た方言 gang 「行く」。

 同義語  skinny, angular, lanky, rangy, rawboned


 File No. 2246   ▲Page top
sumptuous
[sʌmpʧuəs]

贅沢(ぜいたく)な、荘厳な、豪華な

  • You can enjoy a sumptuous dinner prepared by first-class chefs.
  • The bride's dress was sumptuous, covered with crystals and pearls.

豪華なフルコースの食事、あるいは、全体にダイアモンドを散りばめたドレスなど、料理や服装などが豪華で贅沢な様子を表わします。まあ、お金がありすぎて困るんですという人はともかく、庶民の方々ならたまに楽しめたらいいかなという程度のもの。しかし、負け惜しみかもしれませんが、こんなものが毎日続くと飽きてしまいます。やはり、ご飯や味噌汁、漬物といった素朴な味がいいかも。語源はラテン語の sumptus 「出費」。

 同義語  luxurious, gorgeous, lavish, extravagant, opulent, ritzy, plush




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