日本語 |
英語 |
備考 |
か行
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がいぶこうでんこうか
外部光電効果 |
external photoelectric effect |
光電効果のうち、光電子が物質の表面から放出される効果。 |
かくしゅうはすう
角周波数 |
angular frequency |
周波数に2πを掛けたもので、ωで表す。 |
かそーど
カソード |
cathode |
陽イオンの流れ込むほうの電極。真空管や電気分解では陰極、電池においては陽極であり、電池の場合は正極。電気分解や電池においては、電気化学的還元が起こる電極。逆はアノード。 |
かちおん
カチオン |
cation |
正の電荷を持つイオン。陽イオンのこと。 |
かでんりゅうし
荷電粒子 |
charged particle |
電荷を帯びた粒子をいい、イオン化した原子や電荷を持った素粒子が含まれる。 |
きでんりょく
起電力 |
electromotive force (EMF) |
電流の駆動力、または、電流を生じさせる電位の差(電圧)。 |
きほんそうごさよう
基本相互作用 |
fundamental interactions (forces) |
物理学で素粒子の間に相互にはたらく基本的な相互作用。強い相互作用、電磁相互作用、弱い相互作用、重力相互作用の4つがある。 |
きょうじせい
強磁性 |
ferromagnetism |
隣り合うスピンが同一の方向を向いて整列し、全体として大きな磁気モーメントを持つ物質の磁性。外部磁場がなくてもそれ自身で磁化することができる。強磁性を持つ物質には、鉄、コバルト、ニッケル、ガドリニウムなどがある。 |
きょうしん
共振 |
electrical resonance |
振動体にその固有振動数(物体を自由に振動させたときの特定の振動)と等しい振動を外部から加えたとき、非常に大きい振幅で振動する現象。 |
きょうしんかいろ
共振回路 |
resonant circuit |
コイルとコンデンサを組み合わせて構成する回路で、特定の周波数に共振させる。ラジオ選局回路やフィルタ回路として使用。 |
くけいは
矩形波 |
square wave |
矩形波はデジタルスイッチング回路で広く使われる、2進法(2レベル)の論理回路からなる波形。 |
ぐろーほうでん
グロー放電 |
glow discharge |
低圧の気体中の持続的な放電現象。電流が増加するとアーク放電に遷移する。ガスの種類によって、いろいろな色に発光することからネオンなどに利用。 |
くーろん
クーロン |
coulomb |
1秒間に1アンペアの電流によって運ばれる電荷(電気量)が1クーロン(記号C)で、電子が持つ電気素量の約6.24×1018倍。 |
くーろんのほうそく
クーロンの法則 |
Coulomb's law |
荷電粒子間に働く反発または引き合う力がそれぞれの電荷の積に比例し、距離の2乗に反比例するという法則。 |
げんし
原子 |
atom |
物質を構成する最小単位であり、原子核とその周囲を回転する電子から成る。 |
げんしかく
原子核 |
atomic nucleus |
電子と共に原子を構成し正電荷を帯びている。原子核は、さらに陽子と中性子によって構成される。 |
こうりゅう
交流 |
alternating current (AC) |
時間とともに周期的に大きさと向き(正と負が交互)が変化する電流、電圧のこと。家庭用電源は交流で、静岡県浜松市より西では 60Hz、東では 50Hz。 |
こうでんこうか
光電効果 |
photoelectric effect |
物質が光を吸収した際に物質内部の電子が励起されること、もしくはそれに伴って電子が飛び出したり、光伝導や光起電力が現れること。 |
こうでんし
光電子 |
photoelectron |
光電効果によって、光のエネルギーを吸収し物質表面から外部に放出された自由電子あるいは、物質の内部にある励起されて伝導に寄与するようになった電子。 |
ころなほうでん
コロナ放電 |
corona discharge |
火花放電が起こる前に現れる発光放電。電極の先端など、局部的に高い電界が生じることにより起こる持続的な放電。 |
こんだくたんす
コンダクタンス |
conductance |
回路における電流の流れやすさのことで、電気抵抗の逆。直流回路では電気抵抗の逆数、交流回路ではインピーダンスの逆数の実数部。単位は S(ジーメンス)。 |