日本語 |
英語 |
備考 |
あ行
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あーくほうでん
アーク放電 |
arc discharge; electric arc |
気体中の持続的な放電のひとつで、弧状の強い光と高熱を発する現象。グロー放電を発生させている間に電流を増加させると、アーク放電に移行する。放電の最終段階で、アーク溶接、照明ランプなどに応用。電弧とも。 |
あどみったんす
アドミッタンス |
admittance |
交流回路のコンダクタンスのようなもので、インピーダンスの逆数。複素数(実数と虚数の混じった数)で表され、コンダクタンス(実数部分)とサセプタンス(虚数部分)を合わせたもの。単位はS(ジーメンス)。 |
あにおん
アニオン |
anion |
負の電荷を持つイオン。陰イオンのこと。 |
あのーど
アノード |
anode |
陰イオンの流れ込むほうの電極。真空管や電気分解では陽極、電池においては陰極。 真空管ではプレートと呼ばれる。電気分解や電池においては、電気化学的酸化が起こる電極。逆はカソード。 |
あーるえるしーかいろ
RLC回路 |
(an) RLC circuit |
抵抗器(R)、コイル(L)、コンデンサ(C)を接続した回路で、LCR 回路とも。アナログ式 AM や FM ラジオでは選局に使用。 |
あーるしーかいろ
RC回路 |
(an) RC circuit |
抵抗器(R)、コンデンサ(C)を接続した回路。 |
あんぷ
アンプ |
(electronic) amplifier |
増幅器と同じ。 |
あんぺあ
アンペア |
ampere |
電流の大きさを表す単位で、記号Aで表記。1アンペアは1秒間に1クーロン(6.24×1018個の荷電粒子)の電荷が流れる場合の電流。 |
あんぺーるのほうそく
アンペールの法則 |
Ampère's circuital law |
電流とそのまわりにできる磁場との関係をあらわす法則。電流を右ねじが進む方向に直進させると、磁場が右ねじの回転方向に生じることを「右ねじの法則」という。 |
いおん
イオン |
ion |
電荷をもった物質のことで、正の電荷をもった物質を陽イオン、負の電荷をもった物質を陰イオンという。 |
いそう
位相 |
phase |
振動や波動のような周期的現象において波の位置を示す変数。 |
いそうさ
位相差 |
phase difference |
振動や波動のような周期的現象における2つの波のずれ。 |
いんいおん
陰イオン |
anion |
負の電荷を持つイオンのことでアニオンとも。 |
いんだくたんす
インダクタンス |
inductance |
コイルに電流が流れると磁界が発生し、磁束は電流に比例するが、このときの比例係数をいう。コイルがどのくらい磁束を発生させられるかを示すもので、電磁誘導の大きさを表す。単位はヘンリー。 |
いんばーた
インバータ |
inverter |
直流を交流に変換する回路、またはその回路を持つ装置。 |
いんぴーだんす
インピーダンス |
impedance |
交流回路の抵抗のようなもので、複素数(実数と虚数の混じった数)で表され、レジスタンス(実数部分)とリアクタンス(虚数部分)を合わせたもの。単位はΩ。 |
いんぴーだんすせいごう
インピーダンス整合 |
impedance matching |
電気信号を効率よく伝送するため、送り出し側回路の出力インピーダンスと受け側回路の入力インピーダンスを等しくすること。方法としては、トランスを用いる方法、コイルとコンデンサによる整合、抵抗器による整合がある。 |
うずでんりゅう
渦電流 |
eddy current |
アルミニウムなどの金属板(導体)が磁界内で動いたり、導体にかかる磁界が変化したときに、電磁誘導により導体内に生じる渦状の電流。 |
えいきゅうじしゃく
永久磁石 |
permanent magnet |
外部から磁場や電流の供給を受けなくても磁石としての性質を比較的長期にわたって保持し続ける物体。 |
えるしーかいろ
LC回路 |
(an) LC circuit |
コイル(L)とコンデンサ(C)で構成された共振周波数で振動する電力を蓄えることができる回路。 |
おぺあんぷ
オペアンプ |
operational amplifier |
計測などによって得られた検出値を増幅、加算、減算、微積分などの演算処理し、電圧や電流として出力する機能を持った素子。演算増幅器、OP アンプとも。 |
おーむのほうそく
オームの法則 |
Ohm's law |
電気回路に流れる電流は、回路に加えた電圧に比例し、回路の電気抵抗に反比例するという法則。 |