Eda Mame
えだまめ, 枝豆
青い(未成熟の)うちに収穫した大豆
うだるような暑い夏の日も終わりに近づくころ、何人かのサラリーマン(会社に勤めている人)たちが居酒屋に入って行く。店員の「へい、いらっしゃい!」という元気な声に迎えられ、席につくとさっそく誰かが注文を聞きに来る。お客のうちの一人が「何にする?」と言えば、もう一人が「ビールにする?」と言うが、「うーん、今はビールの気分じゃないな。何にしようかな…」と迷っている者もいる。しかし、あまり店員を待たせるのも気の毒なので、最初の人物が「とりあえずビールにして後で好きなものを頼んだら?」と提案。「じゃあそうしよう」ということで、みんな一杯目はビールを注文することにする。そして、そのうちの一人が「枝豆もお願いね」と付け加える――。ひと昔前の典型的な日本のサラリーマンの居酒屋風景ですが、こんなときよく登場するのが「枝豆」。そう、ビールの「おつまみ」の定番です。大豆を青い(日本語では緑のことを青ということがあります)うちから摘み取って、鞘ごとゆでて塩をまぶして食べます。夏場は冷やしたものが出されますが、熱々の枝豆を注意深く指でつかんで、口の中に豆を押し出しながら食べるのも格別です!
リストに戻る
|
|