Last update January 2, 2026
日本の食べ物~羊羹~
Yōkan
ようかん, 羊羹
小豆餡を寒天で固めた和菓子
ようかんは、鎌倉時代(1192~1333)または室町時代(1334~1573)からある伝統的な和菓子で、その起源は中国です。おもな材料は、餡(豆から作る甘い食材)と寒天(海藻から作るゼリー)ですが、漢字では「羊羹」と書きます。「羊羹」は「羊の濃いスープ」という意味なので、どう考えても、甘いお菓子とは関係なさそうです。そこで調べてみると、やはり中国では、「羊の肉を煮込んだスープ」だったらしく(味も甘くはありません)、これが日本にもたらされた後に「甘いお菓子」へと進化したわけです。「豆と砂糖で作る食べ物」という江戸時代(1603~1868)の記録もあるようです。ようかんには、大きく分けて、「練りようかん」と「水ようかん」の二種類があります。「練り」と「水」という言葉が前についていますが、それぞれの作り方が違うというのではなく、使う「寒天」の量が違うだけで、「寒天」の量が多いのが「練りようかん」で、少ないのが「水ようかん」というわけです。その他にも、「蒸しようかん」という種類もありますが、これは、小麦粉やくず粉(葛という植物からとれたでんぷん粉)を加えて蒸したものです。また、京都や滋賀県では、「丁稚ようかん」というようかんもあり、「丁稚(職人の弟子)」でも買える安価なようかんとして作られたのが始まりです。

典型的な市販のようかん。
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栗の入った栗ようかん。
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ペースト状にした栗を混ぜた栗ようかん。
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京都にある有名な「とらや」のようかん。
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竹の葉につつんだ「丁稚ようかん」。
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典型的な市販のようかん。

栗の入った栗ようかん。

ペースト状にした栗を混ぜた栗ようかん。

京都にある有名な「とらや」のようかん。

竹の葉につつんだ「丁稚ようかん」。
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