Last update March 19, 2021

キーワードで探す英語の格言――「なぐさめ」



 Accidents will happen.
事故は起こるもの。災難や事故は起こるものであり、どうしても避けられないこともあるということ。事故に巻きこまれた人などになぐさめの言葉として使う。

 Even Homer sometimes nods.
ホメロスでさえ間違う。どんな偉大な人間でも間違いはある。ここの nod は「うっかり間違う」という意味で、実際に、古代ギリシアの詩人ホメロス (Homer) の叙事詩にあきらかな間違いがいくつか続いていることから。→ 弘法も筆の誤り





 Every cloud has a silver lining.
雲の裏側には銀の光。どんな悪い事にもよい半面がある、あるいは、プラスの面を引き出すことができる。silver lining とは、雲の後ろに太陽が隠れているという意味。

 Every dog has its day.
どんな犬にも良い時代がある。どんな人間にも良いときがある、成功が訪れる。

 Opportunity knocks at every man's door.
機会は万人の戸をたたく。どんな人にも機会はかならず訪れるということ。

 No news is good news.
便りのないのはよい便り。何も知らせがないということは、何も悪いことが起こっていないということで、順調に進んでいるからである。→ 便りのないのはよい便り

 That's the way the ball bounces.
ボールはかく弾むもの。物事は起きるもので、それをすべてコントロールすることはできない、それはそれとして受け入れるしかないということ。

 The darkest hour is just before the dawn.
夜明け前が最も暗い。物事は改善する直前が最悪である。つまり、最悪であるということは、これから改善していくきざしである。

 Time is a great healer.
時こそ最大の治癒法。精神的な苦しさは、時の経過とともにだんだん薄れていくものである。

 Tomorrow is another day.
明日は別の日。明日は状況が改善するかもしれないし、もっと良い結果が出るかもしれないというはげましの表現。→ 明日は明日の風が吹く

 Trouble shared is a trouble halved.
悩みも話せば半分になる。悩みを誰かに話して聞いてもらうことで、その苦しさが和らぐということ。