File No. 555
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cull
[kʌl]
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より抜く、劣等なものを抜く、外された劣等品
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- You should cull inferior plants in the garden.
- Lobsters that have lost one or both claws are called culls.
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良くも悪くもグループの中から選ぶという意味。作品や商品など、たくさんある中から「最も良いものを選びました」という場合と、家畜や植物など、他のものに悪い影響を与えるので「質の悪い、価値のないものを選んで処分しました」という場合に使います。また、名詞で a cull というと劣等品。「質が悪くて価値がない」などと判断された側はたまりません。サバイバルの掟は厳しいものです。語源はラテン語の colligere 「まとめて束にする」。
同義語
select, choose, pick, thin out
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File No. 554
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swill
[swɪl]
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がぶ飲みする、洗い流す、豚の餌、残飯
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- People swilled beer in the afternoon sunshine.
- Get sponges and clean water to swill down the tables and seats.
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いろんな意味がありますが、まとめて言うと、「水(液体)」、「流れる」、「豚(あるいは家畜)」まわりの単語。肉体労働で疲れた夕方はビールやワインを「がぶ飲み」した後、シャワーを浴びて酒臭い汗を「洗い流し」て、ついでにお風呂も「洗ってきちんと排水」させる。ついでに、飼っている「豚も洗って」、「残飯」に水やミルクを混ぜて作られた「豚の餌」を「食べさせる」。豚の餌は pigswill とも言い、残飯は slop とも言います。語源は古英語の swillan 「洗う、うがいをする」。
同義語
gulp, swig, guzzle, slops, mash, hogwash
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File No. 553
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telling
[télɪŋ]
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効き目・効果のある、無意識に感情を表現する
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- That delay itself is telling evidence of our inability to manage time.
- He puts a telling smile after everything went as he conceived.
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tell 「言う」の現在進行形としてお馴染みですが、それだけでなく、ダジャレばかり言って、いつもみんなの「笑い者」になっていた赤い鼻のおじさんが、その年のクリスマスの日、自分の生い立ちを語った。あー、あの話は効いたなあ、ということで効き目がある、印象的だという意味があります。その他、年末ジャンボ宝くじで小金を当てて、思わず笑み (a telling smile) がこぼれますといった、知らず知らず、意識しないうちに出てしまう感情などを表現します。
同義語
effective, striking, influential, decisive, impressive, forceful
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File No. 552
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dogma
[dɔ(:)ɡmə]
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定説、独断、教義
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- At work, efficiency was his dogma.
- Many of his innovative and radical ideas are now established dogma.
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「男は仕事、女は家庭」、断固として譲らないアタマの硬いお父さん。「勉強の嫌いな子は良い子ではない」という絶対的な考えをもつお母さん。こういったあまり根拠のない独善的な考え方や視点を言います。また、科学の世界などで、「地球は回っている」とか「光は音より速い」といった「定説」を指します。その他、教会などが正式に発表する「教義」といった意味もあります。語源はギリシア語の dokein、英語の seem 「~らしい」の意味。
同義語
tenet, doctrine, creed, philosophy
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File No. 551
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heed
[hi:d]
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注意(を払う)、留意(する)
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- She actually warned the group, and they indeed heeded her warning.
- Take heed of calls for evacuation in case of emergency.
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「あなたの健康を損なう恐れがあります」といった注意書きなどに対して留意するという意味。何か怖いものや危険に対して警戒体制をとる「注意」や、悪い行いを「注意」するなど、日本語の「注意」というのはいろんな意味がありますが、この場合は、ちょっとニュアンスが違います。どちらかというと、アドバイスや警告内容をまじめに受け止め、意識のなかに留めておくという意味。普通に日常会話などではあまり使われず、文書や注意書きなど「書かれたもの」に使われることが多いようです。語源は中世英語の hedan 「注意を払う」。
同義語
pay attention to, mind, regard, attend, note
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