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commitment
[kəmɪtmənt]

責任、義務、献身、委託、投獄、拘留

  • Medical staff examined him before his commitment to prison.
  • High-quality products and services are our commitment to our customers.

よく登場する単語であるにもかかわらず、さて日本語にしようと思えばなかなか適語が見つからない翻訳者泣かせの単語とも言えます。最もよく充てられるのが「責任」という言葉ですが、「政治家の責任は何だとお考えですか?」 「そうだな、問題発言をしないことかな?」などといった低レベルのことではなく、企業や政治家などが「社会に対して公に約束する責任や義務」といった意味でよく使われます。一説によると、サルトル(Sartre)の「アンガージュマン」 (engagement) というフランス語の単語を翻訳するときに当てられた単語で、そこから、精神的にも行動の面でも積極的に参加するといったニュアンスが出てきたようです。また、刑務所や精神病院に引き渡す、委託するといった意味でも使われます。動詞の commit の語源はラテン語の committere 「いっしょに置く、合わせる」。

 同義語  responsibility, obligation, liability, pledge, engagement, duty


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integrity
[ɪnteɡrəti]

清廉で高潔、正直である

  • Being a person of integrity means you are reliable, principled, and true to yourself.
  • He is a person of integrity and is loved and respected by people.

人物の性格を描写するときによく出てくる単語。単に日本語で「立派な人」というよりは求められる基準が高そうです。「あの人はいい人なんですけど、業者さんからキックバックをもらったりすることもあります」とか、「彼は立派な人物だが、奥さん以外にいい人がいます」というのでは、どこが「立派で良い人」なのかということになるようで、誠実で正直、倫理的にも正しく、約束を履行し、道徳的にも優れ、主義にも一貫して忠実であるといった様々な要素が含まれた言葉です。ひとことで言うと人格が高いバランスのとれた人物といったところでしょう。語源はラテン語の integer 「完全な」。

 同義語  goodness, righteousness, rectitude, trustworthiness, coherence, wholeness, soundness, completeness


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gaggle
æɡl]

群れ、ガーガー鳴く

  • She was welcomed by a gaggle of reporters at the airport.
  • There was a gaggle of geese honking in the sky.

「群れ」といってもただ黙って群れているのではなく、たいてい「群れ」になると騒がしいもので、ガチョウの群れ、うるさく騒ぎ立てる人たちの群れという意味。動詞として、「ガチョウなどが鳴く」という意味でも使います。もっとも、知り合い同士の群れのはずなのに、一言もしゃべらずシーンとしているというのも不気味で、何の団体だろう?と思ってしまいますが、かといって「ぎゃあぎゃあ」ひっきりなしに声を立てられても落ち着いて電車にも乗っていられません。ときどき、適度に、うるさくない程度にぼそぼそとしゃべってもらうくらいがいちばんいいのですが、物事はそううまく行くものでもありません。本来は「ガチョウの群れ」を表わす単語で、語源は中期英語の gagelen 「ガーガーと鳴く」。

 同義語  flock, cluster





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blockbuster
[blɑkbʌstə(r)/blɔk-]

超大作、ベストセラー

  • The movie was a blockbuster with enormous ticket sales.
  • He is a great writer who has published a series of blockbusters.

「よし、これでベストセラーを狙うぞ」 「で、どんな映画ですか?」 「名づけて"不景気バスター"」 「人々に希望を与えそうなタイトルですね。それでストーリーは?」 「不況で仕事を失った主人公が世のため人のために大活躍。世界から"不景気"を追い払うという話だ」 「へえ。でもどうやって?」 「うむ… それがわかれば苦労せんよ」というわけで、映画や本などが大ヒットして「超大作」というときに a blockbuster movie (book) などと言います。語源は、blockbusting で、マイノリティの人たちが引っ越してきて地価が下がると脅しをかけ、土地や家屋を安く売らせるというやり方から。


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mellow
[meloʊ]

円熟した、円熟してくる、人格的に丸くなる

  • The wine has a mellow and rich taste.
  • She has mellowed and is willing to compromise.

「最近丸くなって来られましたね」 「そうかしら。まあ、あまり尖ってばっかりというのもね」 「ええ。昔はガリガリだったのに今では顔なんかもぽっちゃりして…」 「なんだ、体型のこと?失礼ね!」 「あ、ごめんなさい。性格は相変わらずシャープですね」と言われるのも寂しいものですが、体型の丸さではなく、年齢や経験とともに人間が丸くなったとか、果物が熟して甘みがありジューシーだとか、ワインの味が深みを帯びてくるという場合に使われ、形容詞、動詞としての意味があります。語源は中期英語の melwe で、「引き割り穀物」という意味のmeal という単語が格変化した melowe から。

 同義語  rich, ripe, melodious, well-matured, sympathetic, tolerant, gracious



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