File No. 1130
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divisive
[dɪvaɪsɪv]
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不和・議論が生じる
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- Expressing opposing ideas is sometimes divisive in Japan.
- People don't like him for his divisive attitude.
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「ウチの会社もこれまでの広告業なんかやめて、ラーメン屋をやったらどうですかね」 「それはいい!」 「そうしよう、そうしよう」「うどん屋もいいかも」などとみんなで盛り上がっているところへ「そんなのうまく行くわけないじゃないですか!」とひとりだけ反対意見が…。とたんに「和を乱すヤツだ」ということで、とかく反対意見を言うのがむずかしい日本社会。まあ、例が適切がどうかは別にして、方法や態度、発言などが不和を生じるような性質を表すのに使われます。
同義語
disruptive, unsettling, alienating, troublesome, controversial, contentious
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File No. 1129
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noisome
[nɔɪsəm]
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不快な、いやな、有害な
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- The swamp is home to crocodiles and releases noisome odor.
- Noisome odors and fumes filled the forest.
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「チーフ、なんだか気味の悪いところですね」 「うむ。なんでも昔墓地があって、その前は処刑場だったらしい」 「なんかすごい臭いがしませんか」 ということで、不快でいやな感じを与えるという意味の形容詞。特に「臭い」について言うことが多く、それも当然、バラの香りといった良い臭いではありません。感覚的に不快感をおよぼさせる臭いを指します。また、有害な、健康に悪いという意味もありますが、「不快な」という意味で使われることが多いようです。語源は中世英語の noysome で、noy 「迷惑」からできた言葉。「有害な」という意味が先で、「不快な臭いのする」という用法は16世紀から。
同義語
disgusting, offensive, foul, stinking, smelly, reeking, noxious, putrid, malodorous
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File No. 1128
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wreak
[ri:k]
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害を及ぼす
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- Heavy monsoon rains wreak havoc in central Pakistan.
- He is an evildoer wreaking pain and affliction on the nation.
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害や苦痛、苦悩などを与えるというときに使う単語で、 damage などの単語と組み合わせて使います。一般的には wreak havoc 「大損害をもたらす」という熟語で使われます。どうも今の世の中、人々に幸せや喜びをもたらすよりも逆に苦しみや害を与えるほうが多いようで、困ったものです。その他、文句を言っても仕方ないのですが、自然災害などが害をおよぼすという場合にも使われます。語源は古高地ゲルマン語の rehhan 「復讐する」。
同義語
cause, effect, exercise, execute, inflict, unleash, indulge, vent, gratify
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File No. 1127
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coast
[koʊst]
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惰力で走る、努力なしに成功する
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- He coasted his way through his career and slid into the company.
- The car coasted to the opposite side of the road.
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坂の上にあるお宅を訪ねて自転車で登る。行きはひと苦労だが帰りはスイスイ、下り坂だから惰性で走ってくれます。ということで、クルマや自転車など、動力を加えないと動かないものが惰性で動くという意味があります。その他、惰性というわけではありませんが、たいした努力や苦労をしていないのにトントン拍子で成功するという場合にも使われます。しかし、坂にたとえれば、行きは良い良い下り坂で、帰りはキツイ登り坂かもしれません。今は使われませんが、海岸沿いに船などが航海するという意味があったようです。
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File No. 1126
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disgruntle
[dɪsɡrʌntld]
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不きげんに(むっと)させる、~に不満を抱かせる
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- She is disgruntling me more and more frequently.
- They are disgruntled people who are always complaining.
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相手を不機嫌にさせるという意味の動詞ですが、彼らはいつも不満を抱いているという意味で過去分詞を形容詞的に使うことが多いようです。どこの組織にもたいていこういった人たちがいるもので、いつの間にか自分もその一員になっていたりします。残業の帰りに「ちょっと軽く…」などと言いながら深夜まで飲みながら「だいたい経営陣は…」とか「世の中が悪い」といったことをくだくだしゃべっていると、そのときは一時的にすっきりするのかそれが習慣になり、そしてそのあくる日は会社に行くのがますますイヤになるというわけです。語源は中世英語 gruntlen 「ぶつぶつ言う」に「とても」という意味の接頭辞 dis をつけたもの。
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