File No. 1310
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tidbit
[tɪdbɪt]
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(美味いもの)一口、耳寄り情報、おもしろ情報
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- They exchange a tidbit of gossip saying, "Remember, it's a secret."
- At this restaurant, you can taste a tidbit of everything.
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試食コーナーは、一口ずついろんなモノが食べられるのが楽しいわけですが、これが、丸ごとハムなどを出されても、ちょっと引いてしまいますね。お得な耳より情報などと言って、分厚いファイル一冊分とか、「面白い話があるのよ」などと言われて一日中、○○さんの噂話を聞かされたというのも疲れます。やはり、美味しいものはちょこっと、お得な情報もほんの少しだけというのがいいようで、少しだからこそ「ありがたみ」があるというもの。美味しい食べ物や情報が一口サイズというときに使います。語源は「好きな、優しい」という方言の tit に「少量」の意味の bit を足したものという説があります。
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File No. 1309
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tart
[tɑ:(r)t]
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酸っぱい、辛らつな、きつい
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- It tastes tart and sour, and then it dissolves into sweetness.
- Those who make tart remarks about someone's success are just jealous.
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「わ、美味しそうなブドウ、いただきまーす」とうれしそうに食べるロバを見て、「そんな酸っぱいブドウ、よう食べはりますな。おたくの味覚が知れまへんわ」と辛辣なイヤミを言うキツネ。どっかで聞いたような話ですが、果物などが酸っぱいという意味の形容詞。また、きつい、辛らつな言葉という場合にも使われます。「酸っぱい」という意味でまず思いつくのは sour という単語ですが、sour のほうは食べ物が腐ったり、発酵したときの「酸っぱさ」という意味もあり、tart のほうは果物に特有のツンとした酸っぱさが特徴です。語源は古英語の teart 「鋭い」。
同義語
sharp, acid, sour, bitter, pungent, tangy, astringent, piquant, acidulous, acerb
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File No. 1308
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tangerine
[tænʤəri:n]
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タンジールミカン
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- The tangerine fruit is a mandarin orange, but not all mandarin oranges are tangerines.
- The tangerine has a darker reddish-orange skin, and the mandarin is in lighter orange.
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コタツに入って食べるものと言えば「みかん」が昔からの定番。西洋産の皮の硬いものはナイフなどが必要ですが、その点、カンタンに皮が剥けて手軽に食べれるのがアジアのミカン。その種類もいくつかあるようです。「すべてのタンジールミカンはマンダリンミカンだが、すべてのマンダリンミカンはタンジールミカンではない」などと言われますが、マンダリンという種類のなかにタンジールという種類が含まれているようです。なぜ、タンジールという名前なのかというと、最初に出荷されたのがモロッコのタンジールという町だったからだとか。ちなみに、satsuma 「サツマ」という種類もあり、名前からしてもこれがいわゆる日本のミカンのようです。
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File No. 1307
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redolent
[redələnt]
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芳香のある、のにおいが強い、雰囲気をしのばせる
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- When you get off the train, there was the air redolent of garlic.
- The movie is redolent of a thriller and a fairy tale.
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ここは、大阪一番の焼肉の町、駅のホームからも美味しそうな匂いがしますとか、100メートル離れていてもわかるあの香水のアロマ、商店街を歩いていたらたまらないワッフルの甘い匂いなど、空気などがある匂いや香りによって満たされている様子を表す形容詞。名詞の後に redolent of + 「匂いのするもの」をつけて使います。その他、「ロマンスの香りがする」とか「犯罪のにおい」など、じゃあ具体的にどんな臭い?と言われても説明できませんが、なんとなく漂わせている「雰囲気」、「気配」といった意味でも使われます。語源はラテン語のredolens で、redolere 「香りを放つ」の現在分詞。
同義語
reminiscent, evocative, suggestive, scented, odorous, fragrant
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File No. 1306
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privy
[prɪvɪ]
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内々に知っている・関与している、秘密の、屋外のトイレ
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- Past the gate, you will find the cabin, where there is a privy toilet.
- The president was privy to the attack plan on the day.
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最近社内には、なんだか秘密めいた雰囲気が漂っている。社長は「ちょっと出かけてくる」と言っては屋外のトイレに行ってなかなか出てこない。秘密の事柄を内々に知っているのか、中堅どころの社員たちは「じゃ、今夜も例の場所で…」とか言いながら秘密の場所で待ち合わせのようだ。ということで、秘密の情報や企てなどを内々に知っていたり、関与しているという形容詞や、誰にも邪魔されない密会の場所とか、一人きりになって落ち着いたり、じっくり考え事をする秘密の場所、または、主な建物から別になった屋外のトイレ、船やボートなどのトイレ、公衆トイレといた名詞として使われます。語源はラテン語の privatus 「プライベートの」。
同義語
closet, latrine, outside toilet, in the loop
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