ここではよく芸術の主題になるテーマなど、芸術関係の用語を解説しています。
日本語 |
英語 |
備考 |
か
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ガッシュ |
gouache; opaque watercolor; guache |
顔料をアラビアガム(アカシア樹脂)の水溶液で練った不透明な水彩絵具の一種。イタリア語の guazzo 「水たまり」を語源とし、本来は不透明水彩技法を意味した。
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き
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キリスト降架 |
Descent from the Cross; Deposition of Christ |
キリスト教芸術の主題の1つ。十字架から降ろされたキリストを描く。十字架降下(架)ともいう。 |
キリスト昇架 |
The Elevation of the Cross; The Raising of the Cross |
キリスト教芸術の主題の1つ。十字架にかけられるキリストを描く。 |
キリストの変容 |
The Transfiguration of Jesus |
キリスト教芸術の主題の1つ。山上でキリストが変容し、光り輝く姿になったという新約聖書のエピソードに基づく。 |
キュビスム |
Cubism |
20世紀初頭にパブロ・ピカソとジョルジュ・ブラックによって創始された現代美術の考え方。1つの視点に基づいて描かれていたそれまでの手法ではなく、いろんな角度から見たものの形を1つの画面に収めようとした。 |
く
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黒い絵 |
Black Paintings (Pinturas negras) |
スペインの画家フランシスコ・デ・ゴヤが、晩年に自身の住居の部屋の壁に描いた一連の絵画の総称。現在はプラド美術館に全点が所蔵されている。 |
こ
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ゴシック建築様式 |
Gothic architecture |
ロマネスク様式から発展した12世紀から16世紀までの中世ヨーロッパの建築様式。尖ったアーチや肋骨状の天井などが特徴。 |
ゴシック様式 |
Gothic art |
ゴシック建築様式の影響を受けて1200年頃にフランスやイングランドで起こった芸術様式で、その後ドイツやイタリアにも広まる。細部にわたる装飾的な傾向があり、背景に応じて人物がより小さく自由に配置され、動きや顔の表情が豊かに表現される。フレスコ画、板絵、ステンドグラスなどが用いられた。 |
古典主義 |
Classicism |
ヨーロッパにおけるギリシャ・ローマの古典古代を理想と考え、その時代の学芸・文化を模範として尊重する考え方。均整・調和などを理想とし、人間性を追及することが特徴。ロマン主義と対をなす。 |
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