スペイン語文法ノート 英語の he, his, him、she, her, her...などよりちょっとややこしそうなスペイン語の代名詞。直接目的語か間接目的語かによっても使う代名詞が異なり、しかも強勢のあるものやないものなどもあります。




スペイン語の人称代名詞2

Última actualización: 21 de mayo 2018


| さらでスペイン語トップ | はじめてのスペイン語 | スペイン語用語集 |  スペイン語文法ノート - 主格人称代名詞  | スペイン語表現ノート | スペイン語の歴史 |

さらでスペイン語トップ  はじめてのスペイン語  日本語で学ぶスペイン語単語  スペイン語文法ノート  スペイン語用語集  スペイン語の表現  スペイン語の歴史  コーナートップ  前へ  次へ 


主格人称代名詞 (pronombre personal nominativo)

「私は」、「あなたは」といった文章の主語になる人称代名詞を主格人称代名詞と言います。スペイン語では、主語が1人称単数なのか複数なのかといった人称や数によって動詞の活用形が異なるため、文章の主語は必ずしも必要ではありません。ただし、以下のような場合は、きちんと主語を入れて表現します。

人称や活用形が同じであるため、文中の主語があいまいな場合
「他の誰でもなく、私が」など、主張や強調を表す場合
「彼はこうだが、私はこうだ」といった他の人間との対比を表す場合
ていねいさを強調する場合 (usted, ustedes)

以下、例をあげておきます。

Conozco a esa mujer. Es la madre de mi amigo.
([私] はその女性を知っています。[彼女] は友人のお母さんです。)―主語は不要(活用形でわかるため)
Él quiere bailar con ella, pero ella no lo quiere.
彼は彼女と踊りたがっているが、彼女はそうではない。)―主語があいまい
Es mi papá y yo hablaré con él.
(彼は私の父だから、私が彼と話そう。)―強調
eres muy amable, pero él es muy antipático.
君はとても優しいが、彼はとても感じが悪い。)―対比
¿Qué desea usted?
あなたは何かご用でしょうか?)―ていねいさ