「失敗から学ぶ」:これ自分のことだな

Experience is the teacher of fools.

曇り

さて、もう1つの「ショッキングなできごと」とは、突然自分のサイトが「見つかりません」エラーになり一切アクセスすることができなくなったことである。

これはかなり焦った。なによりも、せっかく来てくれた人に申し訳ないし、「ここのサイト、もうやめたのかな」などと思われても困る。実は、それまである作業をしていたのだが、まさかそれと関係があるとは思っていないので、頭のなかはクエスチョンマークで一杯だ。なんとかしなくては!と思いつくままにいろんなことをやってみるが何度やっても「見つかりません」である。.htaccessファイルをさわってみたり(今までちゃんと機能していたので関係ないはずなのだが…)、ひょっとしてレンタルサーバー側の障害かと思い関連サイトに行ってみるが、それらしき障害は起きていない。

結局、次の朝は早いので、その夜はあきらめて寝ることにしたが、なにか問題などが起きると解決せずには落ち着かない性分なので、当然眠れない。しかたなく起き出して、レンタルサーバーの会社に「お問い合わせ」をメールで送っておく。

次の日は朝から外出し、外出先から帰ってメールをチェックするが、回答はまだ来ていない。それからも何度もチェックするが、まだ回答メールは来ずだ。このままではもう1日近くアクセスできない状態になる。やばい!早く回答欲しいのに、なぜこんなに遅いのか?このレンタルサーバーは対応がよくないという声もあるが、やはりそのとおりなのか、場合によっては他社に乗り換えたほうがいいのか、たとえばこのポリロップさん(仮名:バレバレだが)なんかどうだろうなどなど… いろいろ考えをめぐらせていたところで、夜になってやっと回答が来た。

その結果、原因はなんと、「まさか」と思っていた自分のそれまでやっていた作業が原因だった。実は何を隠そうチェリーブロッサムさん(仮名:日本語に訳せばわかるが)のレンタルサーバーを使っているのだが、Wordpressのインストールがけっこう複雑なのである。いつの間にか「ドメイン直下にインストールする方法」(私の場合ドメイン直下ではない)を見ながら作業をやっていたようで、よけいなフォルダーを作ってしまい、その結果、サイトが存在しないことになり、アクセスできなくなったというわけだ。

恥ずかしながら、自分の馬鹿さ加減に苦笑するとともに、きちんと対応してくれた担当者の方にお礼メールを入れると、別の担当者の方からそれに対する「お礼メール」が来た。チェリーさんも頑張っておられるじゃないかと、ちょっと温かい気持ちになった。先日のゾアマンの件も、まあ一つの経験ということで、なにごとも経験なのだが、サブタイトルにもなっている英語のことわざには、「愚か者は他人の失敗から学ぶことはできないので、自分で失敗の経験をし学ぶしかない」という意味があるらしい。――いやはや、まさに自分のことである。

PartiallyCranky60

生まれ故郷の田舎に戻り、土まみれになりながら実家の管理をしてしばらく暮らす。そして京都に戻り仕事や自分のメンテナンスをするという二拠点生活が定着してきた。あっという間に1か月過ぎ、1年が過ぎる。忙しい。とにかく忙しい。退屈しているヒマもない。綱渡りのような生活。大変だが、スリルがあるとも言える。もっと時間が欲しい。