Mirin
みりん, 味醂
主に調味料として使われるアルコール飲料
みりんとは、料理専用の酒ですが、酒よりも甘い味がします。蒸したもち米を発酵させ、米麹(発酵を助ける材料)や焼酎(蒸留酒の一種)などを混ぜて作られます。記録によると、江戸時代(1603~1867)には、高級なアルコール飲料として飲まれていたようです。では、このみりんを料理に使うとどんな違いが出てくるのでしょうか?まず、煮物のしっとりした上品な甘さ、かば焼きのたれやテリヤキの美味しそうなつやを思い浮かべてください。すべてはこのみりんのおかげなのです。ところで、実はみりんによく似た商品があるのです。「みりん風調味料」などと呼ばれ、水あめや米、麹、塩、その他の調味料などを混ぜて作られた商品で、本物のみりんにくらべてアルコール度数も低く値段も安いのが特徴です。じゃあどうやって本物を見分けるのかというと、写真のように「本みりん」(本物のみりん)と書かれた商品を探してください。
(写真:ラベルに「本みりん」と書かれた本物のみりん。)
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