Last update October 24, 2025
日本の食べ物~山葵~
Wasabi
わさび, 山葵
ワサビ属の植物
「ワサビ」をつけない「さしみ」は、まるで、なにもすることのない退屈な一日のようなものだと言えます。もちろん、魚の自然な味を(ワサビにじゃまされずに)楽しむことはできますが、あのツンと来る刺激的な香りと辛さがあってこそ、さしみの味が引き立つのです。ワサビをつける量を間違えると、衝撃的な辛さで鼻にガツンとくるので注意が必要ですが、これもスリルのある体験だと言えます。わさびは、Wasabia japonicaという名前の植物の根っこをすりおろして使います。さしみだけでなく、握りずし(さしみを乗せて一口サイズに握ったすし)やざるそば(竹のざるに乗せて出す冷たいそば)などにも使います。最近では、スーパーなどで売っている握りずしパックでは、すし飯とネタ(上に乗せる食材)の間にワサビをつけない「ワサビ抜き」の商品がほとんどです。こうすることで、ワサビが苦手な人もワサビなしの握りずしが食べられるというわけです。ワサビをつけて食べたい人は、パッケージに付いているワサビをつけて食べればいいのです。まず、ネタを取って、それをワサビを入れたしょうゆにつけて、再びシャリ(すし飯の部分)に戻していっしょに食べます。ワサビが苦手な人のことまできちんと配慮しているなんてすばらしい!– と言いたいところですが、本当の理由は、握りずし一つ一つにワサビをつけるという手間を省くことでコストダウンを図っているのだとか。いずれにしろ、「一石二鳥」とも言える賢いやり方なのかもしれませんね。

さしみについてくるワサビ。
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そのまま使えるチューブ入りのワサビ。
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さけかすと高菜(辛子のような味のする野菜)のワサビ漬け。
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さしみについてくるワサビ。

そのまま使えるチューブ入りのワサビ。

さけかすと高菜(辛子のような味のする野菜)のワサビ漬け。
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