ふりがな |
日本語 |
英語 |
説明 |
さ行
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さいいき |
西域 |
the Western Regions; Xiyu |
中国の西方地域を中国人が総称した語。狭義にはタリム盆地。 |
ざしき |
座敷 |
formal audience hall |
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さだいじん |
左大臣 |
the Minister of the Left; the Chief Cabinet Secretary |
太政官の職のひとつで太政大臣の下位だが、太政大臣が存在しない場合は事実上太政官の首位。正・従二位の官位。 |
さどうか |
茶道家 |
tea master |
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さとり |
悟り |
enlightenment |
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さび |
寂び |
sabi; the profound beauty found in antiquity; the Japanese spirit of aesthetically appreciating the profundity of old things |
古びたものや静寂さのなかに見い出す日本人の美意識。 |
さんがくしんこう |
山岳信仰 |
mountain worship; mountain shamanism |
山岳を神体、神の宿る場所などとみなし崇拝すること。 |
さわら |
椹 |
a kind of cypress (botanical name; Chamaecyparis pisifera |
ヒノキ科の常緑高木。高さ30~40メートルで、灰褐色の樹皮を持つ。 |
さんきんこうたい |
参勤交代 |
daimyo's mandatory visiting the capital periodically (in the Edo period) |
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さんぜいっしんのほう |
三世一身の法 |
the Law to Grant Hereditary Land Ownership for Three Generations (to the Cultivator) |
自分で新しく開墾した耕地について、開墾者から三世代までの私有を認めた法令(723年)。 |
しきい |
敷居 |
threshold; sill |
障子や襖など開口部の下部に取り付ける横木のことで、上部につけるものは鴨居。 |
しきぶしょう |
式部省 |
the Ministry of Personnel Affairs and Education |
律令制の八省のうち、文官の人事、朝廷儀礼、大学の管理、官人の俸給支給などを行う省。 |
じこくてん |
持国天 |
Dhritarashtra (Watcher of Lands) |
仏法を守護する四天王の一人で東の方角を守護する。 |
ししく |
獅子吼 |
lion's roar |
釈尊が堂々と教えを説く様子をたとえた表現。 |
しちふくじん |
七福神 |
the Seven Lucky Gods |
福をもたらす七柱の神。恵比寿、大黒天 (Mahakala)、毘沙門天 (Vaishravana)、弁才天 (Sarasvati)、福禄寿、寿老人 (Gama)、布袋 (Budai) からなる。 |
してんのう |
四天王 |
the Four Heavenly Kings |
仏教の守護神で東西南北をそれぞれ守護する。持国天、広目天、多聞天、増長天からなる。 |
じぶしょう |
治部省 |
the Ministry of Ceremonies and Foreign Affairs |
律令制の八省のうち、外事、姓氏などの戸籍、儀礼全般を担当する省。 |
しゃりでん |
舎利殿 |
stupa |
仏舎利(釈迦の遺骨)を安置した建物。 |
じゅういちめんかんぜおんぼさつ |
十一面観世音菩薩 |
Eleven-faced (Bodhisattva) Avalokitesvara |
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じゅうさんじゅう(の)とう |
十三重塔 |
thirteen-story (tier) pagoda |
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じゅうしょく |
住職 |
head priest; chief abbot |
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じゅうにい |
従二位 |
Junior Second Rank |
日本の位階および神階における位の一つで、正二位の下、正三位の上。 |
じゅうにしんしょう |
十二神将 |
the Twelve Heavenly (or Divine) Generals |
仏教における天部の神々で、こんぴら (Kumbhira)、ばさら (Vajra)、めきら (Mihira)、あんちら (Andira)、あじら (Anila)、さんちら (Sandila)、いんだら (Indra)、はいら (Pajra)、まこら (Mahoraga)、しんだら (Kinnara)、しゃとら (Catura)、びから (Vikarala) からなる。 |
じゅうにてん |
十二天 |
the Twelve Heavenly Beings |
密教における天部の神々で、東西南北、東北、東南、西北、西南を護る八方天に、天地の二天と日月の二天を加えて十二天。帝釈天 (Indra)、火天 (Agni)、焔魔天 (Yama)、羅刹天 (Rakshasa)、水天 (Varuna)、風天 (Vayu)、毘沙門天 (Vaishravana)、伊舎那天 (Isana)、梵天 (Brahma) 、地天 (Prthivi)、日天 (Surya)、月天 (Chandra)からなる。 |
じゅうようぶんかざい |
重要文化財 |
Important National Cultural Property; important cultral asset of Japan |
昭和25年(1950)に制定された文化財保護法による有形文化財のうち、文部科学大臣が「重要」であると指定したもの。 |
じゅうろくべんやえおもてぎく |
十六弁八重表菊 |
Double Sixteen-Petal Front Crysanthemum |
天皇・皇室の「紋」。 |
しゅげんどう |
修験道 |
Shugendō Religion; Japanese mountain asceticism |
山岳信仰と仏教、道教、陰陽道などの要素が加味されて確立した日本独特の宗教。 |
しゅもく |
撞木 |
a wooden bell hammer (striker) |
仏具で、鐘・半鐘・磬(けい)などを打ち鳴らす棒。 |
しょいん |
書院 |
writing room; abbot's study (desk) |
住職などの書斎として用いた部屋。 |
しょいんづくり |
書院造り |
the Shoin Style; Samurai-residence style; traditional Japanese house style |
→書院造り |
じょうい |
譲位 |
abdicate (hand over; leave; pass) the throne to |
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しょうえん |
荘園 |
manor |
奈良時代末以降、貴族や寺社が諸国に私的に領有した土地。 |
しょうじ |
障子 |
sliding (Shoji) door; wooden grid door |
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しょうそういん |
正倉院 |
the Shosoin (Treasure) Repository |
東大寺大仏殿の西北にある宝庫で、聖武天皇の遺愛品や東大寺の文書・寺宝などが納められている。 |
しょうにい |
正二位 |
Senior Second Rank |
日本の位階および神階における位の一つで、従一位の下、従二位の上。 |
しょうるいあわれみのれい |
生類憐れみの令 |
the Law to Prohibit Killing Animals; the law to show compassion to animals and prohibit killing them |
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しょうろう |
鐘楼 |
belfry |
寺院にある梵鐘(ぼんしよう)をつるす堂。 |
しらぎ |
新羅 |
Silla |
慶州を都とした朝鮮最初の統一王朝(668 ~ 935)。 |
しんごんしゅう |
真言宗 |
the Shingon denomination |
平安初期、中国唐にて空海が恵果から密教を受けて帰国、開宗した仏教の一宗派。 |
しんしょう |
審祥 |
Simsang |
奈良時代の華厳宗の僧。 |
しんでんづくり |
寝殿造り |
the Shinden Style; the Noble House Style; the Heian Noble House Style |
平安時代の貴族の住宅の様式。 |
しんぱん |
親藩 |
relative of the Tokugawa; Tokugawa clan daimyo (feudal lord) |
徳川家康以降の徳川氏の子弟で大名になった者の藩。尾張、紀伊、水戸の徳川氏を御三家と呼ぶ。 |
すかしぼり |
透かし彫り |
wood (metal) openwork |
彫刻で、金属・木・石などの薄板を打ち抜いて模様をあらわす技法。 |
すきやづくり |
数奇屋造り |
the Sukiya style; the typical tea house design; the Tea House Style; the Humble Cottage Style |
数寄屋(茶室)風を取り入れた住宅の様式。 |
せかいぶんかいさん |
世界文化遺産 |
a World Cultural Heritage site |
ユネスコにより世界の文化遺産リストに登録された遺跡。 |
せきがはらのたたかい |
関ヶ原の戦い |
the Battle of Sekigahara |
1600年に関ヶ原を中心に展開した徳川家康の覇権を決定付けた戦い。 |
せむいん |
施無畏印 |
Abhaya Mudra |
仏像の印相の1つで、手を上げて手の平を前に向ける。「恐れなくてもよい」という意味がある。 |
せんごくじだい |
戦国時代 |
the Era of Warfare (in Japan); the Era of Warring States (in Japan) |
日本の歴史においては、1467年の応仁の乱あたりから1573年の室町幕府討伐までの戦国大名が乱立した時代。 |
ぜん |
禅 |
the Zen denomination; meditation |
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ぜんしゅう |
禅宗 |
the Zen denomination |
達磨(だるま)が中国に伝えた宗派。日本では臨済宗、曹洞宗などを総称して呼ぶ。 |
ぜんでら |
禅寺 |
Zen (Buddhist) temple |
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ぞうじょうてん |
増長天 |
Virudhaka (Patron of Growth) |
仏法を守護する四天王の一人で南の方角を守護する。 |
そうりん |
相輪 |
the finial of pagoda; the nine-ringed finial |
仏塔の最上部にある装飾部分。下から露盤、伏鉢(ふくばち)、請花(うけばな)、九輪、水煙、竜舎、宝珠の七つから成る。相輪全体を九輪と称することもある。 |
そようちょう |
租・庸・調 |
levies in form of rice/labor or textiles/agricultural crops; So-Yo-Cho Tax System; the ancient Rice/Textile/Crop Levy Collection System |
中国唐の制度にならった税制で、口分田の広さに応じてイネをおさめる租、労役の代わりに一定量の布をおさめる庸、その土地の特産物をおさめる調からなる。 |