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wisp
[wɪsp]

小さな束、房、細長い断片

  • She moved a wisp of hair from her eyes.
  • The old man answered with a wisp of a smile.

「出てきたわよ、キョンさま」「きゃーきゃー!」「あのはかなげな感じがいいのよね」「そうそう、額に細長くかかった髪をかき上げながら、ふっと浮かべる微笑みがたまらないわね」「ちょっと、そこ、見えないわよ!」「やだ、わたしが先に来たんだから」てなわけで、間違っても存在の強さがウリのおばさまのイメージではなく、細く、小さな様子を表し、髪の毛の小さな房、藁や稲穂などの小さくて細い束、細長くたなびいているような煙の筋、あるいは、「兆し」といった意味から、a wisp of smile と言うと、「ふっと浮かべたような微笑」、a wisp of a girl というと、「きゃしゃではかなげな様子の女の子」。

 同義語  piece, twist, strand, thread, shred, snippet


 File No. 609   ▲Page top
pathetic
[pəθetɪk]

悲しい、可哀想な、痛ましい、哀れな

  • The writer gives us a pathetic story of love.
  • In the story, he is a pathetic guy without any social skills.

tearjerker 「お涙頂戴」といった概念をちょっとスマートに、よそ行き風に表現するとこの単語になるでしょう。悲しみやメランコリーがいっぱい、これでも悲しくないの、これでもか、といった「感傷」が売り物。小説、ドラマ、映画などのストーリーを表現するのに使います。また、「彼も哀れな奴よのう」など、哀れ、救いようがないといった意味にも使われ、どちらかと言うと「ダメ人間」のようなニュアンスも感じられ、あまり言われてうれしいものではありません。語源はギリシア語の paschein (pathein) で、「経験する、苦しむ」といった意味。芸術などで「ペーソス」 (pathos) というのも同語源。

 同義語  sad, heart-rending, useless, miserable, pitiful, woeful


 File No. 608   ▲Page top
swelter
[sweltə(r)]

暑さにうだる、汗だくになる、暑苦しさ、汗だく

  • To get relief from the sweltering climate, he built a cabin in the mountains.
  • He was sweltering, and his stomach was in knots.

温暖化のせいなのかますます暑くなる夏ですが、暑さで参ってしまうという意味。その他、暑さでうだってしまう、へたってしまう、熱にやられてクラクラなどいろんな状態がありますが、ほとんどこの言葉でカバーできそうです。暑さだけではありません。胃がキリキリ痛んで汗だらだら、重労働などで汗だく状態になる場合にも使われます。語源は古英語の sweltan で「死ぬ」が中世になり swelten 「死ぬ・熱にやられる」となり、その反復形として sweltren になったということです。


 File No. 607   ▲Page top
insolent
[ɪnsələnt]

横暴な、無礼な

  • That insolent waiter didn't answer my question.
  • He soon learned how to deal with his insolent subordinates.

「みなさん、新しく配属になりました○○です」と挨拶をする新任の部長に対して、「で、何をしていただけるんですか」と社員Aが反応すれば、「また、すぐどっか行くんでしょ」と言ってそっぽを向く社員B。態度や言葉が横暴で無礼、相手を侮辱するような様子を表現します。客商売もしかり。横暴なお客もいれば、無礼な店員もいます。結局はその人の人格ということで、立場の上下はあまり関係ないようです。語源はラテン語の insolens で「慣れていない」。 in は否定を意味する接頭辞ですが、solens  sodalis 「仲間」から派生した言葉だとか。

 同義語  rude, cheeky, impertinent, abusive, saucy, contemptuous, insubordinate


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reticent
[retəsənt]

無口の、寡黙な、口の重い、控えめな

  • The reticent style is excellently matched in black-and-white illustrations.
  • A reticent person is inclined to conceal thoughts and feelings.

「なかなか元気なお子さんですね」と言えば、「うるさい子供だ、なんとかしてくれ」ということになり、「趣のある味ですね」と言えば「はっきり言ってまずい。とても食べ物とは思えません」といったメッセージがあったりする。能あるタカは爪を隠す、出る杭は打たれるなど、やはり、日本では何事も控えめが美徳。ということで、「無口」、表現などが「控えめ」、色使いやデザインなどが「おとなしい(抑えている)」というふうに使います。しかし、「控えめ」もラクなようでいて、結構疲れる。控えめというのも苦しいことなのかも。語源はラテン語の reticere 「沈黙を保つ」。

 同義語  reserved, restrained, unforthcoming, quiet, silent, tight-lipped




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