File No. 605
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tizzy
[tɪzi]
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興奮、取り乱すこと
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- Yesterday everybody was in a tizzy because the big boss from Tokyo was visiting.
- She was in a tizzy because she was baking pies to take to a friend's party.
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「大変だ!今日の午後、社長がお忍びで来られるそうだ!」、「机の上を整理しろ」、「要らないものは捨てろ」、「客からの苦情の類はみな引き出しに隠せ」など、あたふたと慌てる様子を言います。 in a tizzy という表現で使われ、良くも悪くも甚だしく興奮し、気持ちの上でもとても平静でいられないという状態。しかし、こういう場合、慌ててもあまり効果はありません。重いパソコンなどを無理して一人で運ぼうなどと気が焦って、床に落として壊してしまうなんてことも…。そして、たいていの場合、最も慌てているのはいちばん上の上司だったりするわけです。語源は不明。
同義語
dither, fuss, pother, flap
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File No. 604
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palmy
[pɑ:mi]
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繁栄する、勝利を得た、意気揚々とした
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- He performed really good during his palmy days.
- It was the most palmiest time of Latin literature.
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palmy days あるいは palmy time で「全盛時代」という意味になります。「ビートルズ全盛時代」、「コピーライター全盛時代」など、物事には全盛時代と衰退時代があるもの。まさに「栄枯盛衰」のことわりが物事の道理。人の人生もそうです。今盛衰時代を迎えている人、まだ全盛時代を見たことのないという人、チャンスです。盛衰の後は繁栄が来ます。ただし、それなりの努力は必要でしょう。
同義語
booming, flourishing, prospering, thriving, prosperous
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File No. 603
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waft
[wæft/wɑ:ft]
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(そよ風・空気などが)におい・音などを漂わせる、漂う
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- The roses wafted scent in the air.
- A sweet melody wafted out from the other room.
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初夏の朝、ふと漂ってくる「バラの香り」。お腹を空かせてとぼとぼ歩く帰宅途中、近所の家から「カレーの匂い」。というわけで、匂いや香りが微風や空気に運ばれて漂ってくる様子を表現します。あるいは、どこからともなく聞こえてくる「山寺の和尚さん」のメロディー、冬は「石焼イモ~」、春は「わらび~もち」など、メロディーや音が運ばれてくるという意味もあります。名詞として使うと、漂ってくる「香り・臭い」や「軽くふっと吹くこと」といった意味。やはり、漂ってくるものは、どちらかというと良い匂いであって欲しいもの。語源は中世英語の waughten 「護衛する」。
同義語
drift, float, coast, flow, stray, glide
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File No. 602
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relish
[relɪʃ]
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趣(おもむき)、おもしろ味(み)、風味、味わう、楽しむ
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- The curry sauce is designed to add relish to rice.
- Good jokes add relish to your life.
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カリッと噛んだとたんにお口の中に広がる北極の爽やかさ(寒い!)、七味を効かせた鍋焼きうどん、ゆずの香かおる鍋料理… といった、独特の風味や味を言います。八丈島のくさやの干物がこれに該当するかどうかは疑問ですが、どちらかと言うと、心地良い性質のものを指します。食べ物だけではありません。質の良いユーモアは生活に趣を与えるというふうにも使います。また、eat with relish をつけることで、彼はくさやの干物を「おいしそうに食べた」といった言い方もできます。動詞としても使います。語源は古フランス語の relessier 「解放、残されたもの」。
同義語
taste, fancy, penchant, zest, gusto, enjoy, savor
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File No. 601
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pant
[pænt]
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あえぐ、はあはあ言う
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- He panted, riding was harder on him than he would have expected.
- I was gasping and panting for air.
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「遅刻だ… まあ、いいか。走るのもしんどいし…」と思っているところへ後輩の同僚。「(はあはあ)お早うございます。もう遅刻ですね、走らないと」。「ボクはいいよ、ラストスパートにかけるから」「(??)じゃ、お先に」「ああ」なんてことで、涼しい様子で歩いていたが、さすがにオフィスが近づいてくると誰が見ているかわからない。オフィスのドアを入ったところから自分の席まで一気に駆け込み、「はあはあ」とあえぎながら「お、お早うございます!(ぜいぜい)」「あれ?ずいぶん時間がかかりましたね」(後輩)なんてことで、荒く速い呼吸をすることを言います。語源はギリシア語の phantasia 「外見、空想」。
同義語
puff, blow, breathe, gasp, throb, wheeze, huff, heave, palpitate
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