File No. 620
▲Page top
|
quack
[kwæk]
|
にせ医者、いんちき医者、いかさま
|
- You should leave such a quack and go see another doctor.
- A quack doctor can kill you without a knife - a Chinese proverb.
|
「ガラスの破片で怪我しました」「う~ん… 風邪ですな」「いえ、切り傷なんですけど」「それとも盲腸かな」「ですから、ほら血が出てますやん」「うむ。水虫かも」ということで、「にせ医者」という意味の単語。詐欺師以外にも、正式な資格を取得していないが、実際に知識もあり、病気を治したりしている人も含みます。また、専門的な医学知識がないのに、いろんな手法を使い治療していると見せかける人という定義もあるようです。まあ、詐欺は困りますが、要は治ればいいとも言えます。語源は古いオランダ語の quacksalver を短くしたもの。 salver は「救う、癒す」といった意味。
同義語
charlatan, fake, faker, fraud, humbug, impostor, mountebank, phony, pretender
|
File No. 619
▲Page top
|
tweak
[twi:k]
|
つねる、調整する、つねること、調整
|
- He tweaked his ankle in the match.
- The machine needs a tweak.
|
子供のころ、母親に向かって「鬼ばばあ」などとののしったら頬っぺたをつねられたなど、身体の一部などをつねったり足首などをひねったりするという意味。パソコンや機械、その他いろんなものに対しても使いますが、この場合は物理的につねることではありません。また、ライティングしてもらった文章にクライアントからの tweak が入るというような場合にも使われます。この場合ももちろん、つねられることではなく、調整するという意味になります。語源は古英語の twiccian 「突く」から変化した中世英語の twikken 。
同義語
twist, pinch, jerk, squeeze, nip, adjust, improve, refine
|
File No. 618
▲Page top
|
zing
[zɪŋ]
|
ヒュー・ブーンという音(をたてて動く)、熱気、刺激、辛口の批判をする
|
- It was so quiet that we could hear an arrow zinging toward its target.
- Full of creative theatrical gems the drama zinged along with dazzling pace.
|
カーチェイスかと思えば、マシンガンの打ち合いが始まり、ビルがぶっ飛ぶ… といった息もつかせぬアクションシーン。ビューンとかキューンとかいった音も豊富。ということで、かん高いブーンといったような音、あるいはそういった音をたてて動くことを言います。それはとても刺激的というわけで、ピリッとした「刺激」とか「活気・熱気」という意味も。また、ドラマの音楽や装飾、会話などがうまくかみ合っている、リズムがあるという場合にも使われます。それだけでなく、聞いていてスッキリするような(?)辛らつな批判をするという意味もあります。語源は、ビューンといった音に似ていることから。
|
File No. 617
▲Page top
|
wallop
[wɑləp/wɔl-]
|
こてんぱんにやっつける、ひどく殴る、強打
|
- He walloped me on the side of the head with the pillow.
- Yesterday I was walloped by a huge surprise.
|
暗がりで誰かにしこたま殴られたといった状況にピッタリの「徹底的にやっつける」とか「ひどく殴る」という意味。やはり、夜道を安心して歩けないような、人に恨まれるようなことはするものではありません。人だけでなく、病気や悪い状況などにひどい打撃を受けるといった意味があります。名詞としても使われます。語源は古フランス語の waloper から中世英語の walopen (gallop) 「疾走する」という言葉。また、 walloping と形容詞として使うと、「ばかでかい」とか「とんでもない」といった程度の大きさを表す意味になります。
同義語
hit, beat, strike, knock, bang, smack, whack, belt (informal)
|
File No. 616
▲Page top
|
stoop
[stu:p]
|
身をかがめる、前かがみになる、舞い降りる
|
- He stooped down and picked some objects off the ground.
- The bird stooped at us several times before flying off.
|
身体の上半身を前かがみに、しかも下方向を向いている体勢を言います。床に落ちた小銭などを探すときなどに取る姿勢です。また、猛禽類の鳥などが獲物めがけて、高いところから舞い降りて来るという場合にも使われます。ところで、最近のカラスは賢いようです。しかも、ずる賢い。シッシッと追い払った掃除のおばさんへの逆襲(?)か麦藁帽や箒(ほうき)を隠したりして困らせるのだとか。語源は古ノルド語の stupa 「頭などを垂れる」。
同義語
hunch, descend, incline, crouch, squat, droop, sag
|
|