File No. 1335   ▲Page top
hubbub
[hʌbʌb]

大声で騒ぐこと、大騒ぎ、どよめき

  • That was not his intention, but his opinion created quite a hubbub.
  • They came here to flee from the hubbub of big city life.

「なんだ、なんだ!」 「うわっ、大変ですわ」 「大変って一体どうしたんだ?」 「なんかわからないんですけどね、とにかく大変なんですわ」 「そうか、そりゃ大変やな」 などと言いながら、老若男女、ヒマな人も忙しい人もこぞって現場へ。ということで、楽しくて騒ぐ、混乱して騒ぐ、興奮して騒ぐなど、騒ぎ方にはいろいろありますが、要は騒音を伴う乱れた状態が特徴です。語源はアイルランド語とか、同じルーツであるスコットランドのゲール語の ub ub で、軽蔑・嫌悪などを表現するときに出す感嘆詞という説が優勢です。

 同義語  racket, uproar, pandemonium, disturbance, brouhaha


 File No. 1334   ▲Page top
freebie, freebee
[fri:bi:]

ただでくれるもの、サービス品

  • You can get a freebie present just by subscribing the magazine.
  • Offering "freebies" are one of the most popular sales promotional activities.

駅周辺で配っているティッシュペーパー、化粧品やシャンプーなどのサンプルなど、タダでもらえるものを言います。タダほど高いものはないとよく言いますが、きちんとした企業による「ばらまき」用の景品は、商品を買って欲しいからという目的が明白なため安心ですが、「今、○○キャンペーンというのをやっておりまして、特別に○○を無料で差し上げているんです」などという電話セールスでの「無料」。すべてがそうだとは限りませんが、なんだか、すごく高くつくような気がします。しかも、「非通知」だったりすると「怪しさ」が加わります。語源は、今では使われませんが、「無料」を意味する freeby の変形。


 File No. 1333   ▲Page top
tabby
[tǽbi]

ぶち猫・トラ猫(の)

  • She is a tabby, domestic short-hair, about 13 years old.
  • Mackerel is one of the five tabby coat patterns.

ミステリー劇場に似合うのが黒猫、優雅な貴婦人を思わせる白猫、最近あまり見かけなくなった三毛猫、そして、どこにでもいるフツーのネコ、トラ猫、あのあつかましそうな風貌が頼もしさを感じさせます(?)。ということで、縞模様の入った毛皮の猫という意味の単語で、縞模様だけでなく、斑点模様も含まれます。ちなみに語源はラテン語ですが、そのまた語源はアラビア語という説が有力。なんでもバグダッドの Attabiya という区域の名前で、そこで生産されるシルクの模様のことを指すようになり、そのうち、これに似た毛皮を持つ猫のことを呼ぶようになったとか。


 File No. 1332   ▲Page top
detergent
[dɪtə:(r)ʤ(ə)nt]

洗剤

  • Wash it off in hot water using detergent.
  • Don't mix the solution with detergent containing ammonia.

上司に頼まれてコーヒーを入れることになったのはいいが、ない、クリープがない。おかしいな、やっぱりコーヒーにはクリープでしょ、ということで探していたら下の棚にそれらしい瓶にはいった白い粉が。あ、これ、これ、なんかちょっとブルーの粒も入ってるようだけど気のせいかな?スプーンで混ぜたらけっこう泡立ったりするけど、たぶん気のせい。「はい、どうぞ」と持って行くと、「なんだこれは、ペッペ!」 ということで、普通は衣類などを洗うときに使う水溶性の合成洗浄剤のこと。紛らわしい容器に入れたり、ややこしい場所に置かないよう、取り扱いに注意しましょう。ちなみにこの話は実話。


 File No. 1331   ▲Page top
faceless
[fsləs]

顔のない、個性のない、無名の

  • Everyone can be faceless on the Internet.
  • He was a faceless stranger, and no one paid attention to him.

「警部、"顔なし"と名乗る男からこのような通報が…」 「うむ。犯人は目立たない人間だな」 「はあ」 「さっそく、この個性の無い目立たない男について聞き込みだ!」 「でも、そんなに目立たない人間なんて誰も覚えてないですよ」 「うむ…」 ということで、物理的に顔が無いという意味よりもむしろ、個性やアイデンティティがないとか、目立たない、あるいは、無名で人々に知られていないといった意味で使われます。人間というものは勝手なもので、「無名」のときは謙虚で誠実な人が有名になるとよからぬことをして、それが露見し、追及される場面になると、また再び「無名」になりたくなったりするようです。



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