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caries
[krɪ(:)z]

カリエス、虫歯

  • Dental caries is also known as tooth decay or dental cavities.
  • He was suffering from caries of the bone.

気になるのでついつい、ベロで触っていたらどんどん大きくなっていくようです、ということで「虫歯」。dental という単語をつけて使う場合もあります。ちなみに、他の先進諸国に比べて日本は虫歯が多く、水道水にフッ素が入っていないのが原因だという意見もあります。歯のきれいな外国人を前に、金銀ギラギラで思いっきり笑えないという日本人は、それだけで引け目を感じそう。それも本物の金なら自慢もできますが、実際は「金パラジュウム銀合金」とかで、保険適用の範囲でおさめようとすれば、これしかないようです。その他、骨の組織が破壊される病気という意味もあります。語源はラテン語の caries 


File No. 1634   ▲Page top
awry
[ərai]

曲がって、ゆがんで、ねじれて、おかしい

  • She instantly knew something was awry with the server or computer.
  • His tie is awry, and his suit is dirty.

「A子さんの今日のメーク、なんかヘンじゃないですか?」 「うむ、口紅がゆがんでいるような…」 「また、電車の中でメークしたのかなあ」 「そういうキミもネクタイがゆがんでるよ」 「実は、時間がなかったんで、電車のなかで着替えたんですよ」 「ん?またノートパソコンの調子がおかしいぞ。ようこそ画面が出たら再起動して、ようこそ画面でまた再起動を繰り返している」 「電車のなかで立ち上げたんですか?」 というわけで、いろんなものが通常の位置からずれているとか、ゆがんでいる、調子がおかしいという意味で使います。語源は状態や方向を表す接頭辞の a  wry 「ゆがんだ」を組み合わせてできた単語。

 同義語  askew, twisted, crooked, uneven


File No. 1633   ▲Page top
sophistry
[sfɪstri/sɔ́f-]

詭弁(きべん)、へ理屈、こじつけ

  • His argument is sophistry based on hatred of law and injustice.
  • The claim that happiness doesn't go hand in hand with science is sophistry.

正しいような、正しくないような… 微妙なのが特徴で、つい「なるほど」と思わせ、実は間違っている主張を言います。「会社は家族、安心して人生を託してください」などと言っていた会社が10年後には「会社には社員を食わせる義務はない」と人員削減、「だから経営者は敵なんだ、信用してはいけない」など、いずれも「詭弁」と言えるのかもしれません。語源はギリシア語の sophistes 「知性や知識を売り物にする人」で、philosophos 「哲学者」とは区別して使われていたとか。つまり、高い知性持ちながら、それを人を欺(あざむ)くのに使うか、知恵として人のために使うかの違いで、前者を詭弁家というわけです。

 同義語  fallacy, quibble, casuistry, sophism


File No. 1632   ▲Page top
flab
[flæb]

ぜい肉

  • You need right diet and exercise to remove flab.
  • She complains about fat flab on her abdomen.

美味しい霜降り牛肉とは異なり、嫌がられるのが人間のお腹まわりなどについたぜい肉。テレビショッピングなどでは次々とぜい肉を落とす製品が紹介されています。そこで、あったらいいのが、ぜい肉や脂肪を吸収してエネルギーに変換するダイエット兼エネルギー変換器。ベルトを身体の気になる部分に巻くだけ。このブルブルという小刻みな振動が、脂肪を燃焼させながらどんどんエネルギーに変えていきます。「すご~い、家族全員のお腹のぜい肉だけで今年の冬の暖房はカバー、しかも、みんなスリムになっちゃって…」 なんていいですね、理想の自給自足の生活です。語源は形容詞 flabby 「たるんだ」。


File No. 1631   ▲Page top
strand
[strænd]

船を座礁させる、立ち往生させる

  • They were stranded in the mountain but rescued two days later.
  • The storm stranded the boat.

「台風で立ち往生で、まだ旅先です。今日は出勤できません」 「そうですか… おかしいな、電話機にはご自宅の電話番号が表示されてるんですけど」 「あ…!」 など返答に立ち往生してしまいますが、be stranded と受身形で、にっちもさっちも行かないような身動きとれない状態を言います。どちらかというと、山で遭難するとか、無人島に流されるなど、生命に危険がおよぶような深刻な場合によく使われます。また、野球では、ヒットを打って塁には出たがホームに帰れないまま、イニングが終わってしまうという意味で使います。本来の意味は、船を陸に乗り上げる(座礁)という意味で、語源はスカンジナビア系の言語で「岸」。



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