File No. 1970
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newsy
[nju:zi]
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話題に富んだ、噂好きな
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- I received his newsy email after silence for several months.
- He is a newsy guy who keeps talking all the way during the lunch.
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番組、新聞、手紙などが「話題がぎっしり詰まった」とか、あの人は「話題が豊富だ」などという意味の形容詞。ただ、その話題も知的な内容やみんなが楽しめるトークならいいのですが、どちらかと言うと「噂話」や「ゴシップ」の話題が豊富という意味で使われることが多いようです。コミュニケーションは話題がカギとは言え、「知ってます?となりの課の鈴木さん左遷なんですって」とか「太郎さんと花子さん、デキてるんですよ」といったゴシップのネタだけではちょっと寂しい。また、食事の間、終始「会社のグチ」が話題でしたなんていうのもいただけませんね。語源はもちろん、news 「ニュース」。
同義語
gossipy, chatty
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File No. 1969
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nepotism
[nepətɪzm]
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身内びいき、同族登用
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- She has found her position at a big company using nepotism.
- You have a hard time to get promoted in an organization based on nepotism.
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国家や大きな組織などで、権力を持っている人などがそれをいいことに、身内や知り合いなどを要職につけたりすることを言います。配偶者はもちろん、子供たちもみな○○大臣の職につき、各種知り合いや子供たちの友達など漏れなく就職… 「で、ポチは?」「警備部長です」なんていけませんね。特にアジアに多い傾向です。日本でも田舎ではよくある例で、筆者の親戚もいつの間にかこぞって大きな鉄道会社に…。やっぱり、身内は可愛いし、頼まれたら望みをかなえるのがまた、権力の証というわけです。語源はイタリア語の nepote 「甥」。甥だけならまだいいのですが。
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File No. 1968
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kinda
[kɑɪndə]
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ある程度、いくぶん、少し、むしろ
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- It was kinda cold outside, but we enjoyed hiking.
- I don't care so much, now I'm kinda used to it.
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「どっちかっていうと、ちょいワルオヤジてな感じ」とか「あの人のグチにも慣れたみたいなところがあって」など、「どちらかと言えばこんな感じ」というような曖昧な気持ちを表すときに使う kind of を縮めた口語表現。実際に会話で発音するときには、「カインドオヴ」というのが「カインダヴ」→「カインダ」などと丸まっていきながら発音に近いスペルになってしまったわけで、日常会話の世界だけで使われます。どちらかと言うと、 because を略した cos (coz) のような感じの例だと言えるでしょう。
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File No. 1967
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commensurate
[kəmensərət]
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同じ量の、~に比例した
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- He left the company because his salary was not commensurate with his job.
- They have food commensurate with drinks prepared for the guests.
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「仕事に見合う給料じゃないんです」というときは、仕事が大変なわりには給料が少ないという場合がほとんどで、「これだけしか仕事していないのに、こんなにたくさん給料もらえません」といった不満を持つ人はまずいません。逆に、「あの人は一日中ぶらぶら、仕事もしていないのに年収○千万」など、特に天のほうから下って来られた方などに対しての不満は鬱積しているようです。その他、ウチの子は体が大きいだけに食べる量も多くて… など、量が比例している、見合っているという意味の形容詞。語源はラテン語の com- 「ともに」+ mensuratus 「測定する」から。
同義語
equivalent, corresponding, proportionate, comparable
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File No. 1966
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skulk
[skʌlk]
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こそこそ逃げ隠れする、こそこそ歩く
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- Scared away by the sound of thunder, he skulked under the bed.
- Another cockroach moved to skulk away into the corner.
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「チーフ、今日も徹夜ですね」「うむ… ところで他の奴らは?」「カーテンに隠れて帰った人が二人、窓から逃げたのが一人、ゴキブリの真似をして出て行ったのが一人…」「そして、残るはオレたちだけか…」「いつものことですね」「オレたちも逃げようか?」「そうですね、明朝の締め切りにはとても間に合いそうもないし…」「明日の朝は目が覚めたら"虫"になってたことにして休むぞ」「じゃ、ボクは"鳥"にしよっと…」てなことで、臆病のためこそこそと隠れる、あるいは、義務や責任を回避するために逃げるといった意味があります。語源はスカンジナビア語からきた中世英語の skulken 。
同義語
sneak, slink, prowl, sidle, lurk, loiter
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