File No. 2379
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viral
[vaiərəl]
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ウイルスの、ウイルス性の、情報が流出する、流布する
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- The symptom is viral, so the victims must be quarantined.
- The article became viral as soon as it was posted.
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病気やコンピュータのウィルスが広がるという性質を持っている、ウィルスが原因で広がるという意味の形容詞ですが、最近ではインターネットで情報がまたたく間に広がるという意味で使われることが多くなってきました。誰かが「この商品はスゴイ!」とソーシャルメディアなどで書き込みをすると、それがコンピュータウィルスのように瞬時に広がりヒット商品になるというわけで、これを手法として使うことを viral marketing 「ヴァイラル・マーケティング」と呼んでいます。語源は、ウィルス virus という単語に「~に関連する」という意味の接尾辞 -al がついて生成。
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File No. 2378
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congruence; congruency
[kɑnɡruəns | kɔn-;-ənsi]
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適合、一致、調和、統一感
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- The page design needs congruency to enhance user response.
- A weak leader lacks congruence between what he says and does.
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「わが社も働き方改革を推進するため残業は一切禁止する」「で、体制はどう変えるんですか?」「体制は、題して"やればできる!スーパーヒーロー大作戦"」「はあ?」「一人一人が"人間"としての限界を超え2倍の働きをする」など、方針に体制などのしくみが「適合」していないとか、うちのボスは言うこととすることが「一致」していないというふうに、「一致、適合」という意味で使われます。また、マーケティングの分野などで、ホームページ全体のデザインに統一感を持たせる、ブランドイメージと調和させるといった「統一感、調和」という意味でも使います。語源はラテン語の congruentia 「一致、調和」に由来する中期英語から。
同義語
compatibility, accord, agreement, harmony, coincidence, correspondence, consistency, conformity, concurrence, congruity
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File No. 2377
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serendipity
[serəndipəti]
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幸運な発見(をする能力)、運よく発見したもの
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- Many discoveries are serendipities rather than the result of efforts.
- Fortune smiles on those with the serendipity to find what others cannot.
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「あれ?ここに並べていた培養にカビが生えてブドウ球菌 (staphylococcus) が死んでるぞ!」ということでペニシリン (penicillin) が発見され、レーダー機器の前に立っていたエンジニアが「あ、ポケットに入れておいたチョコバーが溶けてるぞ!」というのがマイクロ波 (microwaves) の発見につながったわけですが、自分のやろうとしていたこととは関係なく別のものをたまたま発見することを言います。または、そういう能力や発見されたものを指します。ただし「幸運な」発見であることが条件で、「こんなの見つけたくなかった」というのはちょっと違うようです。語源はペルシャの童話『セレンディップの三人の王子』の登場人物から。
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File No. 2376
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whoop
[hu:p]
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歓声・大声(を上げる)、フクロウなどがホーホーと鳴く・鳴き声、ゴホゴホ咳をする(音)
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- People in queer costumes whooped it up on the street all night long.
- His grandiose idea did not worth a whoop to her.
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新年も開けましたが、大晦日はいろんなところで盛り上がっていたようです。めでたく楽しいのは結構ですが、最近定番になってきているのが、東京のとある場所でのハロウィーンや大晦日などのおバカ騒ぎ。多少の歓声はまだしも whoop it up 「騒ぎ立てる、浮かれて騒ぐ」というのはいただけませんね。そんなに騒ぐほどのことか、つまり not worth a whoop 「くだらない、価値のないこと」だという意見もあるようです。その他、ゴホゴホという咳(をする)、フクロウなどがホーホーと鳴く(鳴き声)という意味もあります。語源は古フランス語の hopper という擬音語から。
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