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bird
[bə:(r)d]

鳥、小鳥

  • The mother told her fighting children that birds in their little nests should agree.
  • His wife is a rare bird, and he should be thankful for that.

おなじみ kill two birds with one stone 「一石二鳥」とか Birds of a feather flock together 「類は友を呼ぶ」など、bird を使った格言や慣用句はいろいろあります。空を飛べるという自由さが人間にはうらやましいのか、人間を鳥にたとえた表現もたくさんあり、文字通り free as a bird と言えば「自由奔放」ということで、やっぱりうらやましい。eat like a bird なら「小食」、a bird-brain (「鳥の脳」)というと「愚かな人間」という俗語。a little bird told me (「小鳥が教えてくれた」)というと、「うわさで聞いた」という意味。語源は中期英語の bridd 「ヒナ鳥」ですが、鳥以外の動物や人間の子供を指す意味でも使われていたようです。


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procrastinate
[prəkræstənt]

ぐずぐずする、引き延ばす

  • He was procrastinating instead of finishing his homework.
  • People are more likely to procrastinate when they have a difficult task at hand.

「あ~~どうしよう!もうこんな時間だ、間に合わないよ~」「だから早めにしとけと言ったのに…」などよくある話ですが、やらなければならないことをぐずぐすして引き延ばすという意味。やろうと思っているのに、ついつい遅れてしまうようです。「まだまだ時間がある、ゆっくり休息を取ってから」とか「こんなに部屋が散らかってたら集中できない。どれ、先に掃除でも…」などとやっているうちに「もう、夜になったし寝よう」なんてことに。語源はラテン語の procrastinare 「明日まで延ばす」という単語。「今日できることは明日にしよう」というラテン精神ですが、明日もできなければ、またその明日… となるわけです。

 同義語  dally, dawdle, delay, dilly-dally, drag, lag, linger, loiter, poke, tarry, trail


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simian
[smiən]

類人猿(の)、サル(の)

  • The boy climbed the tree with simian agility and dexterity.
  • The species is simian native to the island.

「サル」と言えばご存知 monkey ですが、それ以外にも学術的な内容でよく使われる単語がこれ。語源はラテン語の simia 「類人猿」で、そのまた語源は、ギリシア語の Simiassimos で、鼻が短い人のニックネームやペットとして飼っていたサルの呼び名として使われていた言葉だと言われています。ちなみに monkey のほうは、スペイン語やポルトガル語の mono 「サル」に相当するゲルマン語の mone に「親しみ」を表す縮小辞 -ke をつけた Moneke が語源。

 同義語  monkey, ape


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 101
[wʌn əʊ wʌn]

初歩の、入門の

  • The professor teaches Chemistry 101 at college.
  • She has mastered Home Cooking 101 and ready to move onto the next step.

え?今日の単語は数字の101?というのではなく「ワン・オウ・ワン」と発音し、「初歩の、入門編の」という意味になります。Chemistry 101Economy 101 など、アメリカの大学において学科過程(コース)につけた番号がその起源で、「101」は最初の過程に割振りされる番号というわけです。日本語で言えば「化学 I」、「経済 I」といった感じでしょう。そこから転じて、money making 101 とか job hunting 101 というふうに、いろんなことを教科にみたてて「~の初歩」という意味を表します。この場合、101 は形容詞ですが、教科に見立てた名詞の後につけて使います。

 同義語  introductory, basic, elementary


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ovine
[vaɪn]

羊、羊の、羊のような

  • Ovine meat is called lamb or mutton depending on whether it is from younger or older animals.
  • As a leader, he requires the ovine submissiveness of his subordinates.

牛は bovine、犬は canine、猫は feline というのは、ラテン語を語源とする動物を意味する単語。学術用語などでよく使われます。そんな単語グループで「羊」を表すのがこれ、ovine。ラテン語の ovis 「羊」+ 「~のような」を意味する接尾辞 -ine が語源。「羊」を意味する最も一般的な単語はご存じ sheep ですが、雌の羊は ewe、去勢していない雄の羊は ram、去勢しているものは wether、子羊は lamb。また、食用の肉を表すときは「仔羊」が lamb、成羊の肉は mutton




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