Bota Mochi
ぼたもち, 牡丹餅
牡丹になぞらえた餅菓子
お彼岸(春分・秋分の日)がやってくると、人々は「ぼたもち」や「おはぎ」を買って帰ります。その昔は、先祖にお供えするために、それぞれの家で作ったものでしたが、今では店で買ってくることがほとんどです。それでも、まず先祖にお供えをしてから、自分たちがいただくのが由緒正しい仏教徒のあり方だと言えるでしょう。なぜそんな面倒なことをするのかというと、お彼岸は、仏道修行を始める最高の時期であり、まず先祖を敬うことがその一歩だとされているからです。そして、これを年二回(春と秋)に行います。では、「ぼたもち」と「おはぎ」はどう違うのかですね。基本的には同じもので、呼び方が違うだけです。春には、春の花である牡丹にちなんで「ぼたもち」と言い、秋には秋の花である萩にちなんで「おはぎ」呼ぶわけです。
(写真:あんときなこのぼたもち)
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