(※画像はイメージです。) |
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奇妙なミスマッチ看板や商品のパッケージやバッグ、Tシャツ、文房具など、デザインあしらいとして入れる英語の文章。どうせデザインのための飾りなんだから、意味は通じなくてもいいということなのか、なぜこの商品にこの文章?と思わせるような内容のものが多いのも事実です。あるいは、多少関係があるにしても、この商品ひとつでここまで言うのかといった奇妙な誇大広告のようになっている場合もあります。英語を解さない人にとっては、単なるアルファベットの塊にしか見えないかもしれませんが、英語を理解する人(とくに英語圏の人)にとっては「飾り」として捉えるというわけにはいきません。つい「情報」として読んでしまうわけです。そして、商品と情報の奇妙なズレに対して、しきりに首をかしげたり、日本人はどんな思考回路をしているのだろうなどと思いをめぐらすのかもしれません。とは言え、さりげなく「気の効いた一言」を入れて楽しむという日本人の遊び心は、見方を変えれば文化の一部かもしれません。しかし、その英語の文章のなかに文法的な間違いやスペルミスがあったり、幼稚な表現で書かれていたりすると、単なる落書きになってしまう可能性もありますね。 そういったミスマッチ例には、以下のような傾向が見られます。 その傾向 ●「気の効いた一言」を入れてみる日本人の遊び心何か気の効いた言葉を入れてみようという試みから、該当する商品などと無関係のメッセージが入っているような例です。●文房具などに見られる「日記的」文章●アミューズメント業界のイメージ戦略?不況でも元気なパチンコ業界ですが、業態には関係のないビジュアル、メッセージの入った看板をよく見かけます。●そこまで言うのかという大げさなメッセージ本来、商品の持つ役割をはるかに超えて、必要以上のことを語ろうとしている例も見かけます。以下、実際に見かけたことのあるミスマッチの例をいくつか挙げてみます。 ミスマッチ例
商品やサービス内容などに関係のないものは一切入れないというのも、(日本人として)少し寂しい気もしますし、個人的にはこういった遊び心はそれはそれでいいのではないかとも思います。要は、最低限必要なこととして、きちんとした英語で表現していくということが大切なのではないかと思います。 |