(※画像はイメージです。) |
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子供っぽい表現これは個人的な経験ですが、相棒のアメリカ人コピーライターがよく言っていたのが「日本人は可愛いモノが好きなんだから…」ということ。つまり、彼らにしてみれば、マンガ的なイラストやピンクなどの色使いは幼稚園児向けの表現であり、成人向けには幼稚すぎるとのことです。日本語のカタログのデザインをそのまま英語版で使ったりすると、英語圏の担当者から「カタログを見る人はビジネスマンなのだから、このマンガチックなイラストはやめてくれ」といった声が上がってきたこともあります。日本でも見るのはビジネスマンなのですが、ここら辺も感性の違いでしょう。イラストはさておき、英語の表現レベルでも、英語圏の人にとって幼稚さを感じさせるものがあるようです。その背景には、横文字なら何でもいいから入れておこうということで、誰でも知っているような簡単な表現― 幼稚な表現例として、以下のような傾向が見られます。 その傾向 ●擬人化による表現マスコット・キャラクターが出てくること自体が「擬人化」なのですが、そのマスコットに何かをしゃべらせようとするところから幼稚さが出てきます。●文体が幼稚これは、英語が母国語ではないため、仕方ないのですが、文法的な間違いも混ざっています。
子供っぽいものは絶対に避けるべきだとは言えませんが、こういった見方もあるということで、やはり、英語の文章を掲載する場合は、それなりの注意を払ったほうがいいのではないかと思います。 |