Last update March 18, 2021

キーワードで探す英語の格言――「人生」



 Art is long and life is short.
芸は長く人生は短い。芸術や技術の習得には時間がかかるが、すべてを習得するには人の世はあまりにもはかなく短すぎるということ。

 Eat to live, not live to eat.
生きるために食べ、食べるために生きるな。食道楽になるなという戒め。つまり、「食べる」ことを趣味にしてはいけない、健康のために食べよということ。





 Experience is the best teacher.
経験は最良の師である。人の経験を聞くよりも、自分で実際に体験することがもっとも身につく。あるいは、知識よりも体験によって知恵を得られるということ。

 Grin and bear it.
笑って耐えよ。辛いことや苦しいことも、明るい前向きな気持ちで耐えること。

 Life is just a bowl of cherries.
人生は籠一杯のチェリー。人生は気楽で楽しいという意味だが、不運なことが続いたあとで「まったく楽しいもんだ、人生なんて」といった皮肉的な意味で使われることが多い。→ 一難去ってまた一難

 Live and learn.
生きて学べ。自分の経験などから何かを学んだときに使う表現で、失敗して「(今回のことは)勉強になったよ」、あるいは、自分にとって驚愕の事実を発見したときなどに「なるほど、勉強になる」といった使い方をする。

 Live and let live.
生きて生かせ。目的語が省略されているが Live your life and let others live their lives. という意味であり、他人の異なる考え方や行動に対して寛容になれということ。他人の考え方を受け入れることで、他人もまた自分の考え方を受け入れてくれるということ。

 Man does not live by bread alone.
人はパンだけでは生きられない。人間が生存していくには、食物や住居という基本的な(物理的な)ものだけでなく、満足感や愛情といった精神的なものも必要だということ。

 You're only as old as you feel.
年は気の持ちよう。「もう年だから」というのは自分でそう思っているからであり、大事なのは実際の年齢より健康的な年齢である。

 You cannot teach an old dog new tricks.
老いた犬に新しい芸を教えることはできない。すっかり定着した自分の流儀を持った相手に新しいやり方を教えてもしかたがない(相手を変えることはできない)。

 See Naples and die.
ナポリを見てから死ね。ナポリの美しさをたたえた表現。→ 日光を見ずして結構と言うな

 Old habits die hard.
古い癖は死なない。長年の習慣やクセはなかなか変わらないということ。→ 三つ子の魂百まで

 Time and tide wait for no one.
時間と潮時は待ってくれない。人生におけるチャンスはぐずぐずしている間にとおり過ぎてしまうという戒め。→ 歳月人を待たず

 Time flies (like an arrow).
時は飛ぶように過ぎる。時間の流れが非常に速いというたとえ。→ 光陰、矢の如し

 Truth is stranger than fiction.
事実は小説よりも奇なり。実際に起こる事件のほうが、小説などで書かれた虚構の話よりも奇抜でおもしろいというたとえ。あるいは、事実とは思えないほどあり得ない事件だということ。→ 事実は小説よりも奇なり

 Variety is the spice of life.
多様性は人生のスパイスである。さまざまな経験をすることで人生がそれだけ楽しく、おもしろく、エキサイティングなものになるというたとえ。

 That's the way the ball bounces.
ボールはかく弾むもの。物事は起きるもので、それをすべてコントロールすることはできない、それはそれとして受け入れるしかないということ。

 That's the way the cookie crumbles.
クッキーは粉々になるもの。理不尽なことが起こったときなどに、「人生なんてそんなものだ」というなぐさめの言葉。

 That's the way the mop flops.
モップはかく倒れるもの。物事は起きるもので、それはどうすることもできないということ。

 While there is life there is hope.
生あるところに希望あり。過去にどんなことが起こっても、生きていればこそ、状況を改善することもできる。だから、生きている限りは希望を失ってはいけないということ。