File No. 1355
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estrange
[ɪstreɪnʤ]
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疎遠にする、遠ざける
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- Last night he had a call from his estranged wife.
- She estranged herself from her family and began traveling around the world.
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あれほど愛し合っていた二人だったのに今は… など別居したり家を出ていった夫や妻は estranged wife (husband) 、ケンカ別れしてから何年も会っていないという親は estranged father (mother) 。以前は仲良く、愛情や友情があったにもかかわらず、何かの原因で嫌いになったり、どうでもよくなったりしている場合によく使われます。また、家を出て家族から離れるなど、estrange oneself で「遠ざかる」といった動詞としても使います。語源はラテン語の extraneus 「見知らぬ」。
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File No. 1354
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eureka
[jʊ(ə)ri:kə]
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わかった!見つけた!ユリイカ!
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- Archimedes cried "Eureka!" jumping out of his bath.
- When I found this, I almost cried "Eureka!"
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お湯を一杯に張ったお風呂、痩せた人が入れば水は少ししかあふれませんが、太った人が入ればたくさんあふれてしまいます。お湯の量を節約するには、まず痩せた人から入るのがいいでしょうということがわかった彼は思わず「ユリイカ!」と叫んだ… というのではなく、かの有名な数学者アルキメデスが、自分の体積分だけお湯があふれることから、金の純度を測る方法を発見したときに叫んだ有名な言葉で、ギリシア語で I have found の意味。ちょっと学者ぶりたいときなどに使える間投詞。ちなみに、カリフォルニア州のスローガンがこれ、何かと発見の多い場所なのかもしれません。
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File No. 1353
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pow
[paʊ]
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ポン、パン(という音)
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- The witness of the shooting said, "Suddenly I heard pow, pow, pow..."
- The sound director said, "I need a pow sound here."
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「どうでしょう、監督」 「う~ん、何か足りない」 「ここで、なにか音が欲しいですね、"パーン!"とか」 「いや、それじゃだめだ、"ポーン!"という音じゃなければ」 「いえ、それを言うなら、"バン!"でしょう」 「ちがう、ちがう。"ボン!"で行こう!」 ということで、英語ではすべて pow! 、破裂、打撃、爆発するときの音を表し、「バンバン!という音が聞こえた」など、会話のなかで使うと臨場感が出てきます。実際の音を真似て作られた語。
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File No. 1352
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resort
[rɪzɔ:(r)t]
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~に訴える、頼みの手段、リゾート地
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- He says he had to resort to violence to save the situation.
- Her last resort was to ask for help from her boss.
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この仕事が終わったら温泉にでも行ってリゾート気分、というときの行楽地の意味だけでなく、「良い方法とは言えないが、その方法を選ぶ」という意味。たとえば、彼は立場が弱くなると暴力に訴えるとか、自分を主語にして使う場合は、「いろいろ考えた結果、会社を辞めるしかない」など、本人は気が進まない(良い方法とは思えない)が、最後の手段として○○せざるを得ないというニュアンスでよく使います。また、彼女は兄を頼るしかなかったというときの、「頼みの綱」といった名詞としても使われます。語源は古フランス語の resortir 「再び出かける」。
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File No. 1351
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aviary
[eɪvɪeri/-vɪəri]
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鳥の檻、鳥小屋
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- Birds in the aviary come from various areas in the world.
- Small birds are kept in the aviary until they are strong enough to be released.
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家の中に吊るしたり、窓際に置いたりする小さな鳥かごではなく、動物園などにあるような広くて大きな施設を言います。全体をネットなどで囲み、草木を植えるなど自然の環境に似せて作られたもので、一種類だけでなく、いろんな鳥が入れられています。なかには、ビルのような建物になっているものもあるようです。ということで、「このビルにはいろんなトリがいます。自分より強い相手の言うことならなんでも聞くというご機嫌トリ、期限が来るといきなり凶暴になる借金トリ、お勉強大好きなテントリー、お酒が大好きなサントリー、何があっても決してあわてないユトリバードなど、いろんなトリが働いています。語源はラテン語の avis 「鳥」。
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