日本のこと - 日本の味を楽しむ―すし

Last update December 30, 2021

Sushi すし, 寿司

酢すで味あじをつけたご飯はん

クリーミーな刺身さしみの食感しょっかんとシャリ（米こめ）のふくよかな甘酸あまずっぱさ、少すこしだけ浸ひたした醤油しょうゆの味あじ、ピリッと効きいたワサビ。この絶妙ぜつみょうなシンフォニーを楽たのしむなら、新鮮しんせんなネタ（食材しょくざい）を乗のせて一口ひとくちサイズに握にぎった「握にぎり寿司ずし」がおすすめ。ちょっと変かわったところでは、刺身さしみを乗のせて握にぎった寿司すしを柿の葉かき　はで包つつんだ「柿かきの葉寿司はずし」や酢漬すづけにした鯖さばの切り身き　みを乗のせて握にぎった「鯖寿司さばずし」もあります。どうも刺身さしみが苦手にがてだという人ひともご安心あんしんください。細ほそく切きった食材しょくざいを入いれて海苔のりで巻まいた「巻まき寿司ずし」やあぶらげの中なかに寿司飯すしめしを入れた「いなり寿司ずし」も人気にんきアイテムです。また、細こまかく切きったニンジン、椎茸しいたけ、レンコン、紅べにしょうがなどを混まぜて、上うえから錦糸卵きんしたまご（糸状いとじょうに切きった卵焼たまごやき）をかけた「ちらし寿司ずし」は、ひな祭まつりなどのお祭まつりに食たべる伝統的でんとうてきなお寿司すしです。そして最近さいきんでは、節分せつぶんの日ひ（２月３日にがつみっか―太陰暦たいいんれきでは春はるの始はじまり）に食たべる「恵方巻えほうまき」（巻まき寿司ずしの一種いっしゅ）もあります。

いろんな刺身さしみネタが乗のった握にぎり寿司ずしの盛り合も　あわせ。	あぶらげで寿司飯すしめしをくるんだいなり寿司ずし。	鮭さけの刺身さしみの握にぎり寿司ずしを柿の葉かき　はで包つつんだ柿かきの葉寿司はずし。
酢漬すづけにした鯖ざばの切り身き　みを乗のせた鯖寿司さばずし。	新鮮しんせんな海の幸うみ　さちを散ちらした海鮮かいせんちらし寿司すし。	特製とくせいのたれをつけた穴子寿司あなごずし。
いなり寿司ずしと巻まき寿司ずしを組み合く　あわせた「助六寿司すけろくずし」。	ネギとすりつぶしたマグロの身みを乗のせた寿司丼すしどんぶり。	細こまかく刻きざんだ材料ざいりょうを散ちらしたちらし寿司ずし（写真しゃしん：M. KIYOTA）。
節分せつぶんの日ひにその年としの幸運こううんな方角ほうがくを向むいて食たべる「恵方巻えほうまき」。	醤油しょうゆに漬け込つ　こんだ刺身さしみをトッピングした三重県志摩地方みえけんしまちほうの特産物とくさんぶつ「手てこね寿司ずし」（写真しゃしん：M. IIDA）。	香こうばしく焼やきあげた塩鯖しおさばと美味おいしい寿司飯すしめしを組み合く　あわせた滋賀県高島市しがけんたかしましの名産めいさん。