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Last update April 8, 2020

英文広告例

さまざまな英語のマーケティング・ピースサンプル


この業界での月並みな話ですが、見る人の注意を引くデザインの三原則があります。それは、「子供、動物、女性」です。

あえて説明するほどのこともないとはありませんね。人間ですから「可愛いもの」や「美しいもの」にはつい目が行ってしまうわけです。もっとも、現代は多様化の時代ですし、男性も「男らしさやマッチョ」だけでなく(あまり目を楽しませてくれるとは言えませんね)、「美しさ」が求められてきていますので、「女性」だけでなく(美しい)「男性」も挙げられるのではないでしょうか。

かといって、なんでもかんでも「子供や動物(あるいは女性)」を使っていればいいのかというと、やはり、内容と関係ないものは意味がありませんね。これは筆者の経験でもありますが、みんなで広告案を考えるブレスト(ブレーンストーミング:brainstorming)をやっているときに、すぐに「赤ちゃんにしようや」とか「わんこ(犬のことですね)出そうや」などと言う人もいて「またか…」と思ったこともたびたびありました。「可愛い」だけで終わってしまうと、中身のない広告になってしまいます。人間もそうですが、これではいけませんね。見た目も美しく中身もしっかりしていないといけません。

とはいえ、やはりビジュアルは目に心地よいものがいいわけで、これもブレストをやっていたときの話ですが、「もう普通の広告表現には飽きた。ここはひとつ、サイ(動物)のケツ(お尻)で行こう!」というようなちょっとひねた(?)考えをする人がいて、「そりゃないでしょ!」という筆者との間で口論になったこともありました(その人とは今でも飲み友達なのでなつかしい思い出ではありますが、そのときの広告はあまり本格的なものではなかったのでそういう発想になっただけのことだとご理解ください)。確かにインパクトはあるのですが、その広告発信者のイメージにもつながりますので、不快感をおよぼさせるビジュアルは避けることが前提です。

その他ビジュアルでよいイメージを与えるものとして、自然の風景も挙げられます。また、上のような不快感を与えない範囲で「これ、何だろう?」とか「すごい!」といった好奇心や興味をそそられるものも効果のあるビジュアル表現です。

こうして、広告を見る人はまずビジュアルに目を引かれ、その次にキャッチフレーズを見るわけですが、こればかりはいくらコピーが頑張っても勝てません。しかし、インパクトのあるビジュアルでアテンションをゲットしても、コピーがつまらなかったら読んでもらえません。可愛い(美しい)写真だけを見てさっさとどこかへ行ってしまいます。そういう意味では、人々の注意をそのままつなぎとめ、情報を読んで、行動に移してもらうためのカギを握っているのがキャッチフレーズであり本文コピーなのです。


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