File No. 1010
▲Page top
|
uproar
[ʌprɔ:(r)]
|
騒動、大騒ぎ、騒音
|
- There is an uproar among the precarious workers in Turkey.
- The meeting ended in an uproar and decided nothing.
|
大事な問題について話し合うはずの会議だったのに、たとえば、代表の人間がパジャマ姿で現れたり、質問に対して「れろれろ…」とかで、なんか、ろれつがまわっていないぞ、生活態度が悪いとか、真剣さが足りないとかいうことになって、そのうち、資料が飛ぶ、ペンが飛ぶ、コーヒーカップが飛ぶ、椅子が飛ぶ… と大騒ぎになった。というわけで、人々が騒いだり、興奮状態になったり、暴動になったりといった荒れた状態を表します。語源は中世オランダ語の oproer で、op (英語の up )+ roer 「動き」。やはり、公式な場に登場するときはしゃきっとしていきたいものです。
同義語
commotion, racket, mayhem, pandemonium, hubbub, fussh, outcry
|
File No. 1009
▲Page top
|
misnomer
[mɪsnoʊmə(r)]
|
名前の誤用、誤った名称
|
- Calling a dolphin fish is a misnomer.
- German silver and nickel silver are misnomers for alloys of other metals.
|
「リストラ」というのは組織を再構築するという意味なのに「クビにする」という意味で使うのは正しくないとか、イルカやクジラを「魚」と呼ぶのは間違いだ、あるいは、舞妓さんのことを「芸者」と呼ぶのはちょっと違う、自分以外の多くの人を犠牲にするのに a suicide bomb というのは不適切だ、全く赤の他人のスーパーのお兄さんから「お母さん!魚安いよ~」と言われても、アンタのような子供はいませんというかなんかおかしい。といった場合の言葉の間違った使い方を指します。語源は中世フランス語の mesnommer 「間違った名前で呼ぶ」。
|
File No. 1008
▲Page top
|
frisk
[frɪsk]
|
はしゃぎまわる、じゃれる、ボディーチェックする
|
- The officer frisked the suspect for weapons.
- Her dog frisked happily along at her heels when he saw her.
|
大きな家があって、子供たちがいて犬を飼っている典型的な幸せ家族のシーンでよく見られますが、子供たちが楽しそうにはしゃぎまわっているとか、犬がじゃれついてくるといった意味があります。この単語の形容詞を使ったペットフードの名前もありましたが、はしゃいでばかりいられないのがもうひとつの意味。武器などを所有しているのではないかという疑いを持って(単純に義務でやっている場合もありますが)、対象となる人の身体を上から下までさっさと手で軽くたたくようにしてボディーチェックをすることを言います。語源は中世フランス語の frisque 「快活な」。
同義語
frolic, sport, hop, skip, romp, gambol, rollick, search, check, body-search
|
File No. 1007
▲Page top
|
brittle
[brɪtl]
|
かたいがもろい、こわれやすい
|
- She is brittle and bitter, loath to show any weakness or mercy.
- Something that is brittle will break or snap in two easily.
|
固さはそれなりにあるのですが、力を加えるとポキッとかパリッというふうにすぐに壊れてしまうという意味。焼き物やガラスなどがこのような状態では困ったものですが、クッキーなどが堅くて、噛んでも噛んでもびくともしませんというのも困ります。第一これでは食べられません。その他、人の性格などが傷つきやすく、もろいという場合や、暖かさのない薄っぺらい、当然、おおらかさもない性格を表現する場合にも使われます。語源は中世英語の britil で、古ノルド語の brjota から来た古英語の breotan 「壊れる」も同源。
|
File No. 1006
▲Page top
|
galore
[ɡəlɔ:(r)]
|
どっさり、たくさん
|
- He has friends galore in the town.
- There are tables galore: writing tables, dining room tables, night tables and so on.
|
「たくさん」とか「どっさり」という意味の単語ですが、 many のように名詞の前に持ってきて galore books などとは言わず、名詞の後ろにつけて books galore というふうに使います。お店などの広告の貼り紙やチラシのキャッチフレーズ風に「掘り出し物がいっぱい」、「春物どっさり入荷」、「生クリームたっぷり」といった感じでよく使われます。やはり、何かにつけ、ケチくさいのはわびしいもので、どっさりとかたっぷりなどと言われると悪い気がしません。語源はアイルランド語の go leor 「十分な」。
同義語
abounding, aplenty
|
|