File No. 1020
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glutton
[ɡlʌtn]
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大食家、がんばり屋
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- He is a glutton and a drunkard.
- The boy is a glutton for pain when it comes to fighting.
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「大食い」の人という意味の名詞。その他、食べ物だけでなく、つらいこともぱくぱく食べてしまううらやましい性格の人もいます。些細なことであれだけ毎日怒鳴られたり、ののしられたりしながらも、「いや、部長の言うことも一理あるんですよね~」と涼しい顔をしている彼。わかっているなら最初から怒られないようにしたらいいのにと思う反面、並大抵の人物ではないと感心させられる。ということで、苦痛や苦労を受け止めることのできる忍耐力の大きな人という意味でも使われます。語源はラテン語の gluttire 「呑み込む」で、gula は喉の意味。
同義語
gourmand, gourmandizer, trencherman, wolverine
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File No. 1019
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crybaby
[kraɪbeɪbɪ]
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泣き虫、ぐちっぽい人
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- She is a crybaby and is often in tears.
- A crybaby is a person who cries or complains a lot for no good reason.
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おかずに好きなハンバーグが出てこなかったというので泣き出した息子を見て、情けなくなったお母さんも泣き出した。お父さんは、上司のやり方にはついていけないとか、同僚は出世しか頭にないなどぐちをこぼし出し、お姉さんは、どうして毎日勉強ばかりしなくちゃならないのか… などとさかんに嘆いている。まさに我が家は「泣き虫・ぐち家族」。たいしたことでもないのに、簡単に泣いたり、ぐちをこぼしたりする人のことを言います。 crybaby と baby になっていますが、赤ちゃんが泣くのは当たり前(それしかコミュニケーションの手段がありません)、赤ちゃん以外の人間に対して使われます。
同義語
wimp, chicken, bellyacher, complainer, grumbler, moaner, sniveller, squawker, whiner
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File No. 1018
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cringe
[krɪnʤ]
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恐怖で体がすくむ、縮み上がる
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- He cringed at the sound of the door being kicked in.
- She cringes whenever she sees lightning across the sky.
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サイレンの音を聞くとおどおどしてしまいますとか、地震でちょっとでも揺れるとビクッとしますなど、恐怖や痛み、寒さなどで自然に筋肉がこわばったり、縮んだりするという意味があります。また、別に冷静に考えると怖くもなにもないのですが、なぜか部長の怒鳴り声を聞くと人知れず縮み上がっている様子の課長など、ストレスのかかる心理状態になっている場合に「ギクッ」としたりすることを言います。語源は中世英語の crengen で、中世高地ドイツ語の krank 「弱い」も同源。
同義語
shrink, flinch, quail, recoil, tremble, quiver, wince, squirm, writhe
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File No. 1017
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croak
[kroʊk]
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カエルの鳴き声、カエルなどが鳴く、しわがれ声で言う、姿を消す
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- He heard the frogs croaking in the garden.
- His son will inherit all the fortune when he croaks.
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ケロケロといった声に似ていることからできた単語で、カエルやカラスが鳴く、あるいはその鳴き声という意味があります。また、比ゆ的にカエルの声のようなしわがれた声、またそういった声を出すという場合にも使われます。その他、スラングで誰かが「死ぬ」または誰かを「殺す」という意味もあります。カエルのような声からどういういきさつで「死ぬ・殺す」といった意味が出てきたのか不思議ですが、動物などが死ぬときに立てる声に似ているからという説があります。思わずどんな声なのかと考えてしまいますが、喉の奥から出るような「ググーッ」といった苦しそうな声なのかもしれません。
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File No. 1016
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mercenary
[mə:sənerɪ/-nərɪ]
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金目当ての、外国軍隊に雇われた傭兵、金目当てで働く(人)
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- Anyone who performs a service primarily for money is a mercenary.
- He is a mercenary willing to fight anybody for the right price.
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悪人どもをバタバタと倒した後、残りの半金を受け取り、「金さえもらえばもう用はない」とつぶやいて荒野に一人消えていった。ニヒルでカッコいい感じもしますが、これはドラマの主人公だけのことで、実際にお金のためだけにしか働かない人がいたら腹が立つだけかもしれません。また、話の中では案外良いところがあるような性格で描かれている場合が多いのも事実。その他、外国の軍に雇われている傭兵という意味もあります。語源はラテン語の mercenarius で、merces 「賃金」。
同義語
hireling, soldier of fortune, greedy, acquisitive, avaricious
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