File No. 2300
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simmer
[sɪmə(r)]
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弱火で煮る・煮える、爆発・沸騰寸前になる
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- While the stew is simmering, add some salt and pepper.
- Listening to calm music he seems to have been simmered down a bit.
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「これ、野菜スープ?」「野菜炒めのはずが… 弱火で炒めてたらこうなりました」とか、「これはビーフ肉の煮っ転がし?」「ビーフシチューのはずだったんだけど、強火で煮すぎて…」など、料理に合わせて火加減は大切。ということで、沸点以下の温度でやさしく煮る、あるいは、煮えるという意味で使われます。その他、沸騰するのはお湯だけではなく、人間の怒りなどの感情が煮え立つ、沸騰寸前という場合にも使います。また、熟語で simmer down というと、興奮や怒りなどの感情が静まるという意味。語源は中期英語の simpire で、おそらく音が似ていることから。
同義語
boil, parboil, stew, bubble, burn, churn, ferment, seethe, smolder
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File No. 2299
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doyen
[dɔɪən]
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最古参、首席
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- He is my mentor and one of the doyens of the fashion industry.
- He is a prestigious historian and the doyen of the group.
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「"銀の会"で最年長はどなたですか?」「あそこにいる銀子婆さんで、120歳ですわ」「へえー、最も古い方なんですね」「というか、"銀の会"で最も古いのはここにいる銀太郎爺さんで、100歳」「は?」「銀子さんが入ったのは80歳になってからで20年、銀太郎さんは60歳のときからなんで40年。ちなみに銀太郎さんは"銀の会"の設立者です」ということで、組織やグループの中で最も年長の人、古参という意味。また、その分野などで第一人者という意味合いでも使います。語源はおそらく古フランス語の doien で、そのまた語源はラテン語の decanus 「10人の長」。
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File No. 2298
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bone-dry
[boʊndraɪ]
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からからに乾いた
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- The rain was absorbed into the bone-dry ground.
- He was tired, worn-out and bone-dry thirsty.
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「あ~、もう喉がカラカラだよ~(カラカラ)」「ほんとだ、乾燥しすぎて骸骨になってる」など、なんとなくイメージしやすいのですが、水分が一滴も含まれていない状態を言います。ちなみに freeze-dry というとカップヌードルのように、食物の保存用に真空状態で乾燥させる技術を言いますが、こういった乾燥技術がいろんなものに応用できるとおもしろいかもしれません。「厳しい現代に生きるのも疲れたので、100年ほど人間をお休みしたいんですが…」「じゃ乾燥人間なんてどうですか?従来の冷凍人間に比べて場所も取らず、お湯をかけるだけで元に戻ります」…(?)。
同義語
anhydrous, arid, dry, moistureless, sere, waterless
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File No. 2297
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nob
[nɔb/nɔb]
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頭、お偉方
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- He yelled at me "Hit the nob at the corner of tofu."
- He is unlikely to see the problem since he is just a wealthy nob.
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俗語で「人間の頭」を意味する単語。「頭」なら「トップ」や「上」のニュアンスもあるし、ニックネームとしては最高、「コールミー・ノブ!」などと言う前に…。俗語には卑猥な意味もあったりで、この単語も例外ではないようです(気になる方は下記urlで調べてください)。その他、イギリス方面では、お金持ちの人、社会的地位の高い人などのことを皮肉をこめて「お偉方」といったニュアンスで使います。語源はおそらく knob 「ドアなどのノブ」の変形。
https://www.urbandictionary.com/
同義語
bigwig, fat cat, celeb, big shot, aristo, nabob
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File No. 2296
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homespun
[hoʊmspʌn]
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手織りの(布地)、素朴な、洗練されていない
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- The doll is wearing a pink homespun dress and a red bow in her hair.
- She enjoys homespun knitting and sewing every day.
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人件費の安いどこかの国で大量生産というのではなく、これしかないというオリジナルの手作り。多少のゆがみや不ぞろいなところがあっても、かえってそれが味わいを出していて、値打ちが感じられます。ということで、手織りの布地、素朴で洗練されていないといった意味の単語。野菜にしてもそうですが、色や形の整っていても中身のない味が多いようです。そこで自給自足の生活に回帰するのもいいかも。「お母さん、ボクのセーターまだ?寒いんだけど」「お父さんに言ってヒツジさんの羊毛を刈ってもらわなきゃね」「メエ~ッ」なんてことで、生き物やモノのありがたさがわかるかも。
同義語
unsophisticated, homely, plain, rough, coarse, home-made, rustic, artless
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