Furikake
ふりかけ, 振りかけ
ご飯にふりかけて食べる乾燥させた粉末・粒子状の食品
一杯のご飯を食べる方法はいろいろありますが、ちゃんとしたおかずのないときはこれ、「ふりかけ」の登場です。その名前のとおり、ご飯のうえに「振りながらかける」だけの簡単で便利な食べ物です。一般的には、味つけをした魚の粉末や鰹節などを削ったもの、胡麻、スパイスなどを混ぜて作りますが、いろんな製品があります。まず、海苔と卵を主な材料とする「のりたま」は子供向けのロングセラーです。また、これも昔からある製品ですが、残念ながら関西をのぞく西日本のみでしか販売されていない「旅行の友」。このふりかけの起源は、遡ること第一次世界大戦のころ、兵士として戦地におもむく息子をはじめとする若者たちに栄養のあるものを食べさせたいという親心から、広島県にある食品会社の社長が考案したものだとか。さまざまな栄養素をいかに保存できる形で盛り込むかということに苦心を重ね、ようやく誕生したのがこの製品だったというわけです。ちなみに、私が子供のころは、我が家のお気に入りでした。また、最近では、広島まで行かなくてもネットショップで購入できるようです。
ご飯に振りかけた「ふりかけ」。
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ちりめんじゃこと高菜(アブラナ科の野菜)のふりかけ商品。
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ご飯に振りかけた「ふりかけ」。
ちりめんじゃこと高菜(アブラナ科の野菜)のふりかけ商品。
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