Things About Japan image

日本にほんあじたのしむ

日本にほん食べ物た もの

金平きんぴら




Last update January 2, 2021

Back   Next  


Kimpira  きんぴら, 金平

千切せんぎりにした根菜こんさい炒め物いた もの

japanese-food-kimpira ゴボウとニンジンがあって、さあなにつくろうかというとき真っ先ま さきおもいつくのが「きんぴら」。「きんぴらごぼう」ともばれ、手早てばやくカンタンにできる美味おいしい一品いっぴんです。いろんな材料ざいりょうくわえることもできるので、冷蔵庫れいぞうこのこっている食材しょくざいもいっしょにれて特製とくせいきんぴらをつくるのもいいですね。これこそ京都きょうとの「しまつ(始末)」の精神せいしんのこっている食材しょくざい上手じょうず使つかいきること)です。野菜やさいこまかい千切せんぎり(細長ほそながること)にします。ゴボウは「ささがき」(笹の葉ささ はのようなかたち)にけずります。できればみずにしばらくけてアクをるといいでしょう。あとは、あぶらいためて、みりん(あるいはさけ砂糖さとう)、醤油しょうゆ唐辛子とうがらしでをあじつけをします。あまさと塩辛しおからさ、ピリ辛味からあじのハーモニーはまさにはんすすます。ところで、この「きんぴら(金平)」という名前なまえですが、日本昔話にほんむかしばなし英雄えいゆう金太郎きんたろう」の息子むすこ名前なまえ金平きんぴら」からたのだそうです。江戸時代えどじだい(1603~1867)には、ゴボウは精力せいりょくのつく食べ物た ものだとかんがえられており、「金太郎きんたろう」=強い男つよ おとこなので、当然とうぜん子供こどもである金平きんぴらつよいというわけです 
(写真しゃしん:ゴボウ、ニンジン、インゲンマメ、ちくわのきんぴら。)

リストにもど

Back   Next