File No. 395
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feud
[fju:d]
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不和、宿根、反目する
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- The central themes of the play include love at first sight and an undying feud between families.
- If they feud, they may be setting an example for their children to behave similarly.
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さんざんののしり合ったりしていたのに、いきなり「お、昼やで」とか言いながら、仲良くランチなど、不和と言っても、喧嘩するほど仲がいいといった微笑ましいものではなく、何世紀も続いている根深い敵意や恨みの関係を言います。攻撃しては復讐し、復讐してはまた攻撃される… といった血みどろの戦いが耐えない国家間紛争であるとか、ロミオとジュリエットのような2つの大家同士の怨恨の歴史。せめて、これからはバーチャル戦争ゲームで決着をつけましょう、というのもいいかも。実際に戦う手間が省ける、犠牲者がなくなる、余計な出費もない、などメリットは大きいでしょう。
同義語
hostility, rivalry, grudge, strife, vendetta, enmity
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File No. 394
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goad
[ɡoʊd]
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追い立てる、駆り立てる、家畜を追い立てる棒
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- The fence will goad the cattle when they try to graze close to the fence.
- All we want to do is goad people into thinking ahead.
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営業社員を叱り飛ばして外回りに行かせる、牛舎から出ようとしない牛を棒で突ついて外へ追い立てるなど、刺激を与えることで何かをさせることを言います。語源はゲルマン人の一派ロンバルディア人の言葉 gaia 「槍(やり)」。ところで、悪い刺激を与えて追い立てるばかりが管理ではなく、優れた管理者になると、みんなが自分から進んで行動するような良い刺激を与えるのだとか。やはり突ついてばかりでは効果がないということで、レベルの高い方法は、「あ、外に出て草でも食ってみよう!」と牛が自ら進んで行動すること。もっとも、牛に自主性を求めるのは無理がありますが、あくまでたとえということで。
同義語
urge, drive, prompt, spur, stimulate, provoke, prod, incentive
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File No. 393
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wont
[woʊnt]
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たいてい~する、常とする、習慣
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- He was wont to traverse both town and country on foot.
- Bosses are wont to be impressed by incomprehensible things.
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「隣の子供がドタバタ騒ぐわ、泣くわでうるさくて」などと嘆いても仕方ない、小さな子供というものは「こういうもの」なんですというふうに、「~というものは…だ」といったある対象の習慣化しているような行動パターンなどを表現します。また、昔は、家から学校まで歩いて通学したものだ、という過去の習慣を表す場合にも使われます。形容詞として主語+ be 動詞+ wont +動詞という使われ方が一般的です。語源は古英語の wunian 「住む、習慣とする」から。
同義語
accustomed, used, habit, rule, custom
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File No. 392
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exegesis
[eksɪdʒi:sɪs]
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テキストなどの解釈、評釈
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- The master offered an exegesis on the work of art in the age.
- Students can develop advanced research skills such as the exegesis of primary texts.
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「"赤、白とりどりに並べたるはいとをかし…" という文章を解釈せよ」 「はい、先生、赤を取ったり白を取ったりして並べたのは伊藤さんのお菓子…」 「うむ… 他には?」 「赤と白の色とりどりの糸を貸して…」など、難解な文章などの「解釈」という意味。聖書や哲学、予言といった、どちらかというとあまり日常的ではない内容が対象となります。ピカソの難解な絵の「説明」とか、古代エジプトの象形文字の「解釈」というふうに使われます。語源はギリシア語の exegesis 「説明・解釈する」から。また、ギリシア語源の単語の特徴として、複数形は exegeses と語尾の -sis が -ses となります。
同義語
explanation, interpretation, clarification, explication
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File No. 391
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gnarled
[nɑ:(r)ld]
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節くれだった、ごつごつした、うなる
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- An old woman had gnarled fingers on tiny wrinkled hands.<
- He gnarled aloud and ran.
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ごつごつとした節のある大木、おじいさんの節くれだった指などというふうに使われます。語源はおそらく knurled という言葉からの変化ではないか、と言われています。その他にも、gnar から派生したと考えられる「うなる」といった意味もあります。また、派生語と言えるかどうかは別にして、gnarly と言えば、「素晴らしい」、「不愉快な」という両方の意味を表すスラング。なんでも1970年代にサーファーたちが「怖い、危険な」という意味で使っていたのが始まりとか。
同義語
gnarly, knobbed, knotted, knotty
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