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trickle
[trɪkl]

したたる(らせる)、少しずつ流れる(流す)、したたり、細い流れ

  • I felt sweat trickling down my nose.
  • Venture capital funding stream slows to a trickle.

荒れた唇の皮をむしっていたら血がしたたり落ちてきましたとか、暑さの中で草むしりをしていたら額から汗が流れてきた、あるいは、可愛そうなお話を聞いて、思わず涙が頬を伝わってきた、といった液体状のものがしたたり落ちるといった場合に使います。語源は、水滴などがポタリ、ポタリと少しずつ落ちる音に似ていることからできた言葉のようです。名詞として使えば、資金などが少なくなって、「細い流れ」になってきたというふうに使われます。

 同義語  dribble, run, drop, stream, drip


 File No. 494   ▲Page top
zap
[zæp]

やっつける、いきなり動かす(動く)、テレビ画面をリモコン操作する

  • The machine enables you to watch your favorite movie with zapped commercials.
  • The hero grabbed the gun and zapped the villain.

ヒロインが悪者たちをレーザーガンで「ビュンビュンやっつける」アクション・ムービー。ちょうどいいところでコマ―シャル。思わず「リモコンでコマーシャルを早送り」。ふと気づくと、あら、ガスコンロにナベをかけたまま。大変!ということで台所に「ダッシュで駆け込み」、セーフ。ふと見ると、昨日セットしていたネズミ退治商品で、家中のネズミが「撲滅されている」。可愛そうだが仕方ない。「 」内のすべてのシチュエーションに使える言葉です。スピードや力を伴い、対象とするものを取り除いたり、破壊したりという意味があります。また、リモコンを使ってテレビやビデオ録画のコマーシャルを飛ばすという意味もあります。

 同義語  hit, shoot, blast, kill, destroy, stun, neutralize


 File No. 493   ▲Page top
vane
[veɪn]

風見計、風車などの翼

  • A politician shifts with the political winds like a weather vane.
  • The vanes of a windmill can turn in both directions.

風の吹くまま、気の向くまま、今日は沖縄、明日北海道(ちょっと距離が離れてますが)など、流されるように生きてみるのもひとつですが、まわりの状況の変化に翻弄されているだけではいけません。ということで、高いところに設置されて、風向きに応じて動くように作られている風見計。その起源は紀元前1世紀ごろ、アテネの「風の塔」の先端に立っていた海の神ポセイドンの像だとか。風見鶏は a weathercock 、移り気な人を形容する表現として、中世イギリスの詩人チョーサーなどが使っていたようです。その他、風車や扇風機の羽など、軸を中心に、風や液体などの流れの力を利用して回っているものを言います。


 File No. 492   ▲Page top
shimmer
ɪmə(r)]

ちらちら光る、かすかに光る、微光

  • People saw a bright shimmering light filled the sky above them.
  • The flame shimmers and glistens in the dark.

人里離れた山の中、夜も更けてあたりは漆黒の世界。「チーフ、さっきから同じところをぐるぐる回っていませんか?」「あ!遠くに光がちらちらしている」「ええ、さっきからまったく同じところでかすかに光ってますよ」ということで、暗闇などにちらちらと、はかなげに光っている様子を表します。おばあさんの昔話によく聞いた「キツネに化かされた話」。超常現象か妖怪変化か、21世紀の今ではちょっとそぐわないような不条理の世界にピッタリの光の様子です。語源は古英語の scimerian 「光る」。

 同義語  gleam, twinkle, glimmer, glisten


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graze
[ɡreɪz]

草を食べる(食べさせる)、かする、すりむく

  • Cattle and sheep are grazing together in the pasture.
  • She fell and got a grazed knee.

牧場などで牛や羊などが「草を食べる」、あるいは、家畜に「草を食べさせる」という意味の単語。また、モノや身体の一部などが、「かする・擦りむく」という意味もあります。「草を食べる」の意味が発展して「かする」という意味が生まれたということですが、両者がどう関連するのかというと、一説によれば、地面すれすれで草を食べていることから、触れる・かするという意味ができたとか。確かに、「草を食べていたらいっしょに土まで食べてしまってお腹いっぱいです」というのではなく、土を残しながら、表面の草だけをかするように食べるというのは、人間にはできない芸当です。

 同義語  feed, crop, browse, pasture, scratch, skin, bark, scrape, chafe, abrade, skim



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