外国語の勉強ならやっぱりドラマ

社会人ともなると、机について勉強するというのはなかなかできない。

さあテキストを広げて、辞書を出して、ノートに意味を書いて… というのは学生さんの勉強のやり方である。仕事で疲れて帰宅した社会人では、よほどの堅固な意志の持ち主でなければ挫折する。

それでも、外国語を勉強したい(しなければならない)。では、どうするか。

そんなとき絶対におススメなのは、やはりドラマである。映画は1話で完結してしまうので続かない。外国語の習得は繰り返しと継続である。続編があるにしろ、数回で終わってしまうようなものでは意味がないのである。

もちろん、100話 (episode) もあるような長期ドラマを1日で観てしまう(100時間必要なので物理的には無理だが)というのではない。あくまでも、1日1話だけ観る。

といっても、漫然と観ているのではただの娯楽になってしまう。いかに、娯楽と語学をリンクさせるか、これがポイントである。そのためには、勉強したい外国語のある程度の知識は必要。昔勉強していた外国語をやり直すとか、現在やっている言語をレベルアップしたいというときに効果的である。

そして、できれば同じエピソードを2回観る。最初は「字幕なし」で理解することに集中する(もちろん、ここで言う「字幕なし」とは日本語の吹き替え版ではない)。そして、2回目は字幕で観る。字幕といっても「日本語」の字幕ではなく原語の字幕である。

1回目は「テスト」で2回目は「答え合わせ」をするわけである。原語の字幕を見ながらドラマ中で出てきた新しい単語や表現などは書き留めておいて、後で辞書で確認するのもいいだろう。こういったことを毎日続けることでそれなりのレベルアップを図ることができるはずだ。

また、原語の字幕が速すぎてついていけないという場合は、一時停止モードなどを活用するといい。ただし、巻き戻しや一時停止モードを使う場合、テレビ画面よりパソコン画面のほうが操作がしやすく、移動したい箇所に移動するのもスムーズである。

原語の字幕をじっくり読んでも意味が分からないという場合は、まだ原語のみで視聴できるレベルには到達していないということなので、まず、基本的な語彙や表現を身につけることから始めよう。

ネットで検索すると、そのドラマのスクリプト(セリフを書き起こしたもの)が見つかる場合があるので、それをダウンロードして、じっくり読むのもいいだろう。そのドラマに出てくる単語はもちろん、一般的な言い回し、決まり文句など、いろんな意味で勉強になる。

最後に、ドラマを観るメディアであるが、好きな作品であれば DVD を購入するのもいいし、動画配信サービスを利用するのもいい。 ただし、動画配信サービスには、日本語字幕版しか提供できないところもあるので、契約する前に注意が必要である。

たとえば、Amazon の Prime Video などでは「字幕なし」や「原語の字幕」はなく「日本語字幕」しかないが、Netflix などでは「字幕なし」、「原語の字幕」、「日本語の字幕」などいろんなオプションがそろっている。

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